Mac向けの次期「macOS 15」では「システム設定」アプリが刷新され、UI(ユーザーインターフェイス)が変更されると、海外テックサイトのApple Insiderが報じています。
macOSの全般的な設定を司どるシステム設定アプリが、macOS 15では設定項目が優先度と全体的な重要性に基づいて再編成されるというのです。
例えば、「通知」と「サウンド設定」の項目は、リストの下のほうに移動する一方、「一般」は「ネットワーク」設定のすぐ下に配置。また、「壁紙」と「ディスプレイ」の設定は、一般や「アクセシビリティ」などと一緒に配置されることになります。
「プライバシーとセキュリティ」の設定は、現在の一般の下のほうではなく、より適切な場所に移動します。アップルは関連する設定をより近くに移動する予定で、「ロック画面」「Touch IDとパスワード」「ユーザーとグループ」は一緒に配置されるそうです。
また、「SiriとSpotlight」は、「インターネットアカウント」や「Game Center」と同じ場所に移動。Siriのメニューバーのアイコンのデザインも変更され、カラフルなアイコンが背景に応じて黒、または白に変更できるようになります。
システム設定アプリに表示される「Apple ID」は「Apple Account」に名称が変更。Apple Accountに関しては、印刷可能なユーザーアカウントのリカバリー方法、新しいiCloud設定パネルなどが用意されているようです。
項目の位置関係など、若干まとまりのない印象があったmacOSのシステム設定アプリ。次期バージョンのmacOS 15ではこの点が大いに改善されそうです。
Source: Apple Insider