日本のポケットペアが開発・販売するサバイバルゲーム『パルワールド』は、今年初めにアーリーアクセス版を発売するや、3日で販売本数500万本を突破。さらに2月には総プレイヤー数が1900万人を突破したと発表していました。
その人気の秘けつは、もっぱらポケモンを思わせる可愛らしいクリーチャー(パル)たちが、銃火器を使ったり工場で働いたりのギャップが激しかったことが大きいと思われます。現在、本作はPCとXbox Series X/Sだけでプレイできます。
この人気ゲームがNintendo Switchで発売される可能性は低いものの、その理由はポケモンと何の関係もないとの趣旨をポケットペアの社長が述べています。
代表取締役社長の溝部拓郎氏は、海外メディアGame Fileのインタビューで、パルワールドが他のプラットフォームに移植されることがあるのか質問されました。これに対して、社内ではそれを議論しているものの、「単に技術的な理由から、スイッチへの移植は難しいかもしれません」と答えています。
ちなみにPC版のパルワールドを動かすために必要な最低スペックは、RAM 16GB以上。iFixitの分解レポートによれば、Nintendo SwitchはRAMが4GBしかないため、移植はかなり厳しそうです。
同インタビューの中で、ポケモンカンパニーが他社ゲームに関して「ポケモンに類似している」という声を受けて始めた「調査」についてコメントがあります。溝部氏によると、ポケモンカンパニーとポケットペアの間には法的なやり取りはなく、何も起こっていないそうです。
本日(6月27日)『パルワールド』は、大型バージョンアップ「桜島アップデート」を配信。新しい島や新種のパル、闘技場や新しい建物を導入します。少し人気が落ち着いた感もありましたが、また再燃し、多くのプレイヤーたちの間で賑わいそうです。