デジタル
2024/7/29 19:30

大切なペットの居場所をリアルタイムで把握可能! ペット向け小型GPS端末「TrackiPet」

トラッキモGPSは、ペット向けのGPS端末「TrackiPet」を、8月より国内で順次販売開始します。

 

↑TrackiPet(TRKI006-T)

 

●この記事のポイント

コミュニティの機能を使ってワンちゃんを捜索できる「Lost Pet」機能が面白いと思いました。ただGPSで位置情報を把握するだけなら、デジタルデータの意義もそこまで感じませんが、デジタル上でのコミュニティを形成して保障をしているのは安心ですね。最終的には、ワンちゃんを愛する隣人たちの力が一番という視点も納得できます。

 

同製品は、ペットの居場所をリアルタイムで把握可能。厚さ16.4mm、直径42mmで、重さは30gです。

↑サイズや重量

 

価格は、新規購入費用が1万5180円(税込)で、3か月分の利用料金が含まれています。以降の継続費用は、月更新の場合が660円(税込)、年更新の場合が7480円(税込)で、契約期間の縛りはありません。

 

ペットの位置情報を把握できる「ゾーン」の設定は全部で4種類。

1.従来からのベーシック機能で長方形のゾーンを最大5個まで設定できる「ジオフェンスゾーン」

2.多角形のゾーンを無制限に設定しサーバーで処理。本体バッテリーの省電性も高い「ポリゴンゾーン」

3.自宅や会社のWi-FiのSSIDと紐付けてゾーンを設定でき、GPS測位をスキップするため省電にもなる「Wi-Fiゾーン」

4.始点と終点を結ぶルートの一定の幅がゾーンとなり、自宅と学校や病院、会社などとのルートをゾーンとして設定可能な「道路ゾーン」。道路ゾーンには、自動車モード、自動二輪モード、歩行者モードの3種類があります。

 

 

普段の測位を1時間間隔で行っていた場合も、万一愛犬が逃げ出したり、行方不明になったときには、ライブトラッキング機能をONにすることにより、5秒間隔で最大15分間測位することで、居場所や移動ルートを詳細に調べることが可能です。

 

スマホアプリのコミュニティ機能を活用すれば、迷子になったときにも「Lost Pet」機能を用いてペットの場所を共有して、迷子となった愛犬を探してもらえます。24時間365日の位置情報管理により、移動開始した場合、設定したゾーンからの出入りした場合、設定した移動速度を超えた場合、バッテリー残量が少なくなった場合など、様々なケースでそれぞれ設定した通知先にアラートを発出することが可能です。

 

SIMカードが内蔵されているので、購入した日から利用可能。日本だけでなく、海外でも追加料金なしでシームレスに利用できます。Wi-Fi機能やBluetooth機能も内蔵しています。マグネット付きの専用USBコネクターで急速充電が可能。利用状況や電波状況により変化しますが、最大5日間の利用できます。

 

シリコンカバー型とクリップ型の付属品が標準で同梱されているので様々な首輪やハーネスに装着可能です。

↑同梱されているもの

 

IP67の防水防塵設計。海水浴などでも利用できますが、利用後は真水で海水を洗い流すことが推奨されています。

 

■バッテリー:500mAh

■動作温度:-20~60度

■測位方式:衛星測位システム(GPS、GLONASS、BDS、みちびき L1 C/A対応)・Wi-Fi・基地局

■通信方式:4G(LTE)・3G・GSM (SIMカード内蔵)

■複数端末のモニター:標準で同時に最大50端末

■履歴検索:1年間・データ数無制限・CSVフォーマットによるダウンロード可能(WEBアプリのみ)

■移動・速度検知:速度は最大255km/hまで計測可能