ファッション
2024/8/2 6:00

AF1はもちろん殿堂入り! スタイリストが選んだ愛用し続けたいアパレルアイテム

GetNaviは「買って間違いなし!」のアイテムを紹介し続けて25年。膨大な数のアパレル商品からベスト・オブ・ザ・ベストを専門家に挙げてもらった。これらのアイテムがいかに革新的なのか、最新モデルはどのように進化しているのかを徹底解説。

※こちらは「GetNavi」2024年7月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

選定人

スタイリスト

宮崎 司さん

ファッション誌のほか、広告や著名人のスタイリングも手掛ける。ラグジュアリーからカジュアルまで得意分野は幅広い。

 

【その①】カジュアルにもきれいめにもキマるスニーカー界の永久欠番

ナイキ
エア フォース 1 ’07

1万6170円

アッパーに張りのあるレザーのオーバーレイをステッチし、耐久性とサポート力をプラス。また、柔軟で弾力性に優れるNike Airクッショニングシステムを搭載し、軽くて快適な履き心地を一日中キープする。

 

世界中のカルチャーシーンを牽引する永遠のスタンダード

ナイキを象徴する「エア フォース 1」(以下、AF1)は、Nike Airを搭載した世界初のバスケットボールシューズとして1982年に誕生。以来40年以上に渡りファッション・音楽シーンを席巻し、熱烈な支持を集めてきた。

 

「スニーカーヘッズもそうでない人も、一度はAF1を履いたことがあるという人は多いはず。ボリューミーでも重さを感じさせないホワイトが鉄板ですが、カラバリの多さと多岐に渡るコラボ展開とで人気を不動のものにしています。スニーカーといえば何と聞かれれば間違いなくナンバーワン。殿堂入りは揺るぎません」(宮崎さん)

 

普遍的なデザインと合わせやすさも人々を惹きつけるゆえんだ。

 

「AF1はどんなテイストにも相性抜群。近年流行のワイドパンツのほか、スラックスやカジュアルセットアップなどきれいめスタイルにもオススメです。白さを保って履くのもイイですし、履きこんだ風合いも楽しめる一足!」(宮崎さん)

 

防水仕様のAF1なら雨の日に履いてもへっちゃらだ!

「ナイキ エア フォース 1 ’07 プロテック」(1万7699円)は、防水コーティングを施したレザー素材のシームレスアッパーを採用。悪天候の日も雨ジミや変形の心配なく、街へ繰り出せる。

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「AF1はストリートカルチャーとの密接な関係性を背景に、根強いファンの存在がベースにあるのが強み。スポーツシューズゆえの無駄を削ぎ落としたデザインはどんな装いにもマッチし、定番の座を築き上げています」(宮崎さん)

 

【その②】ヴィンテージ人気の再燃で注目度が急上昇中!

TYPE I トラッカージャケット
ライトインディゴ
1万5400円

1936年に誕生したモデル、通称「ファースト」を再現したヴィンテージ風シルエットが特徴。フロントのダブルプリーツやシングルの胸ポケットなどディティールはそのままに、リラックスフィットにアップデートした。

 

世界に1着のオリジナルデニムをフルオーダーできる「LOT No.1」にトラッカージャケットが新登場!

リーバイス® 原宿 フラッグシップストア3階に構えるビスポーク・ジーンズサービス「LOT No.1」の公式メニューにトラッカージャケットが新登場。カウンセリングを通じてフィット感やディティールの希望を叶える。価格は16万5000円〜。

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「近年の古着ブームやヴィンテージ人気の再燃により注目度がアップ。トレンドスタイルを作るのにも最適で、スラックスなどドレスミックスにも対応できるアウターです。ダークインディゴを長く着回して、自分で色落ちさせて楽しむのも◎」(宮崎さん)

 

【その③】 曲線美と着心地を両立した人気No.1モデル

ORDER SUITS
CLASSICO ITALIA MODEL
4万4000円〜

英国の伝統に、イタリアの先進的な感性を融合させた「モダンクラシック」がコンセプト。芯地を毛芯にすることで着心地を高め、柔らかで丸みのあるシルエットを実現した。ウエストやボタン位置はやや高めで、立体感のある男らしい胸元を演出。

 

プロが選ぶオススメ生地はコレだ!

約3000種類の上質な生地をラインナップ。「春夏は薄いストレッチ生地やシアサッカーなど快適に過ごせるものがオススメ。秋冬はオンスのあるしっかりした生地を選びたいですね。生地違いで揃えるのも楽しみのひとつ!」(宮崎さん)

 

<これぞ殿堂入りの理由>

「イタリアの色気が香る麻布テーラーの人気No.1モデルは、スーツを仕立てるならまず押さえておきたい一着。オーダースーツが初めてでも、スーツを熟知したスタッフと相談しながら時代に適した粋なスタイルが作れます」(宮崎さん)