ファーウェイは2019年に同社初の折りたたみスマートフォン「Mate X」を発売し、今では世界初の三つ折りスマホを開発中と噂されています。そんななか、同社の幹部がその実物らしきデバイスを飛行機の中で使っている写真がネット上に登場しました。
最近、ファーウェイのコンシューマー部門CEOのリチャード・ユー氏が未発表の三つ折りスマホを持っている写真が中国内のSNSに投稿されました。
手元を拡大すると、ディスプレイには2つの折り目があり、三つ折りできることがうかがえます。また、左上には自撮りカメラ用のパンチホールがあるようです。
この写真につき、著名リーカーのDigital Chat Station(数码闲聊站)氏は「私が以前見た研究開発プロトタイプと一致している」とコメント。さらに「内側折りたたみ+外側折りたたみ+ダブルヒンジのデザインとなっている」と付け加えています。
約1か月前、Digital Chat Station氏は三つ折りプロトタイプの画面サイズが約10インチであり、折りたたみのシワが上手く制御され、競合他社より「はるか先を行く技術」が詰め込まれていると述べていました。まさに、その実物が姿を現したというわけです。
今回の投稿では、三つ折りスマホの厚みは全体的に抑えられており、ファーウェイ独自開発チップ「Kirin 9」シリーズが搭載され、次期フラッグシップ機Mate 70よりも早く発売されるとも予想しています。
Mate 70シリーズは、2024年第4四半期(10月~12月)の後半に発売されると噂されています。世界初の三つ折りスマホは、10月頃に登場するのかもしれません。
Source:Gizmochina