「iPhone 16 Pro/Pro Max」が新たな画像フォーマット「JPEG XL」に対応していることが、「iOS 18」のコードから判明しました。
JPEG XLは「より小さなファイル、高品質、高速ダウンロード」をうたっています。通常のJPEGよりも最大55%ファイルサイズが小さく、画像をロスレス圧縮(可逆圧縮)することも可能。また、画像を他の形式より速く表示することができます。
iPhone 16 Pro/Pro MaxのJPEG XLのサポートはアップルのイベントで言及されなかったものの、製品の発表前から噂されていました。
iPhoneでは数年前から「HEIC」という画像形式が導入されています。HEICは非可逆形式で、JPEGより優れた品質の画像表示が可能ですが、プロからは画像の劣化がないJPEG XLが好まれそうです。また、HEICはあまり広くは利用されていません。
もちろんiPhone 16 ProではJPEG XLだけでなく、JPEGやHEICも引き続き利用可能。今後、どの画像形式が次世代の標準フォーマットとして普及していくのかに注目です。