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2024/9/27 11:00

「Snapdragon 8 Gen 5」の情報が流出! 性能が大幅にパワーアップ!?

クアルコムの最新チップ「Snapdragon 8 Gen 4」は、まもなく「One Plus 13」や「Galaxy S25 Ultra」といったAndroidフラッグシップ機に搭載されてデビューを飾ると予想されています。そんななか、早くも後継チップ「Snapdragon 8 Gen 5」の情報が流出し、Snapdragon 8 Gen 4より大幅に性能アップする可能性が浮上しています。

↑もっとすごくなりそう

 

中国のSNS・Weiboで活躍する著名リーカーのThe Undead氏は、Snapdragon 8 Gen 5の情報を投稿しました。すでに投稿は削除済みですが、複数のサイトがスクリーンショットを保存・公開しています。

↑The Undead氏の投稿(画像提供/Weibo)

 

それによれば、Snapdragon 8 Gen 5のCPUコア構成は8 Gen 4と同じで、2つの高性能コア+6つの高効率コア。ただし、クロック速度が大きく跳ね上がるようです。

 

すなわち、開発コード名「Pegasus」の高性能コアは5.0GHzで、高効率コアでさえ4.0GHzとのこと。もし本当なら、Snapdragon 8 Gen 4の高性能コア(4.32GHz)と高効率コア(3.53GHz)より著しく高いことになります。ちなみに、iPhone 16 Proモデルに搭載されたA18 Proチップは4.04GHzです。

 

もっとも今回のリークでは、この高いクロック速度がTSMCのN3Pノードで製造されたチップに限られることを示唆しています。N3PとはTSMCの3nmプロセス(回路線幅)技術の第3世代であり、来年の「iPhone 17」に搭載される「A19」チップに使われると予想されています

 

以前には、クアルコムはSnapdragon 8 Gen 5をデュアルソーシング戦略、つまりTSMCとサムスン製造の2種類にするとの報道がありました。これはサムスンのGalaxyスマホ向け(おそらく「Galaxy S26 Ultra」)バージョンが、TSCMではなくサムスンのSF2ノード(2nmチップ製造技術)で作られる可能性があることを意味しています。

 

これまでスマホ向けチップは、サムスン製よりTSMC製のほうが性能が高く、動作も安定していました。しかし、SF2ノードが優秀であれば、TSMC製チップと同等またはそれ以上の性能を発揮するかもしれません。

 

Source: NotebookCheck
via: Gizmochina