香港企業のRetro Remakeは、Nintendo Switch通常モデルを有機EL画面に改造するキット「Super7 OLED」を開発中であることを明らかにしました。任天堂公式のスイッチ有機ELモデルをしのぐ明るさと大画面が実現するとうたっています。
これは著名なゲーム改蔵職人のTaki Udon氏がXで述べていること。同氏はRetro Remakeの共同創業者であり、自ら改造キットの開発を手掛けているわけです。
先日、Retro RemakeはNintendo Switch Liteを有機ELディスプレイに改造できるキット「SUPER5 OLED」を発売しています。好評だったためか、一部キットは品切れとなり、予約受付中となっています。
今回の改造キットはV1/V2スイッチ用、つまり改良前の通常モデルと改良後のモデルの両方を対象としています。その画面サイズは元の6.2インチから7インチとなり、画面の明るさも有機ELモデルの340ニトに対して1200ニトだと主張。また、IPS(液晶版)の改蔵キットもあるとのことです。
I've been getting questions about upgrades for the V1 or V2 Switch all year.
I can confirm SUPER7 exists, it improves everything in the V1/V2 Switch, and it puts the OLED Switch to shame. An IPS upgrade also exists.
SUPER5 OLED Deep Dive: https://t.co/y7cq5L5aGU pic.twitter.com/CWeRz8MvON
— Taki Udon (@TakiUdon_) October 4, 2024
数日前、Taki Udon氏は自社のキットで改造した「究極の有機EL版スイッチライト」を紹介する動画を公開しました。このマシンは有機EL画面のほか、バッテリー容量は5000mAh、アナログスティックはホール効果版(ドリフト症状が起きない)にアップグレードしており、まるで正規の製品版のようです。
とはいえ、改造キットを使えば任天堂による公式保証の対象外となります。お気を付けください。
Source: Taki Udon (X)
via: Wccftech