アップルは、「M4」チップを搭載した新型「Mac mini」を発表しました。
新型Mac miniの最大の特徴は、本体の小型化です。電力効率を改善し、全ての排気を底面から行う新たなサーマルアーキテクチャを採用することで、設置スペースが従来モデルの半分以下となる、わずか12.7センチ四方におさめました。
チップには新たにM4を搭載。「M1」搭載モデルより最大1.8倍高速なCPUパフォーマンスと、最大2.2倍高速なGPUパフォーマンスを実現しています。本体メモリは16GBに増量され、人工知能機能「Apple Intelligence」に対応しています。
また、「M4 Pro」を搭載した上位モデルでは、本体前面と背面に「Thunderbolt 5」ポートを搭載。また、素材から製造、輸送、使用における温室効果ガス排出量を80%以上削減したことで、初のカーボンニュートラルなMacであることもアピールされています。
新型Mac miniに関して海外メディアのThe Vergeは、「非常に小型だが、十分な予算があれば非常に強力なマシンにできる」「多くのプロシューマーやクリエイターにとってM4 Proは十分だろう」と肯定的に評価しています。
新型Mac miniの価格は9万4800円〜(税込)ですでに予約を開始しており、11月8日から販売が開始されます。小型かつパワフルなM4 Mac miniは、デスクトップのMacを選ぶ際、有力な候補となりそうです。
Source: Apple