全世界で愛されている一人称視点シューティングゲームの『Doom』は、DJコントローラーからキヤノンのプリンター、レゴブロックやトラクターまで、さまざまな物に移植されてきました。
今度は任天堂の目覚まし時計「アラーモ」がその新たな場として選ばれ、Doomが動いてしまいました。
ハッカーのGaryOberNicht氏は、アラーモ上でカスタムファームウェアを実行する方法を見つけ出し、実際にDoomが動作しているビデオをXで公開しています。
After my last post, it was pretty clear what everyone wanted to see on the Alarmo. So, here it is – Doom running on the Nintendo Alarmo! pic.twitter.com/WimckYPnXZ
— Gary (@GaryOderNichts) November 2, 2024
初代Doomは30年以上前のゲームですが、現代のハードウェア上でも動作が可能なことは処理能力的に不思議ではありません。しかし、ビデオではアラーモの上にあるボタンを回したり押したりして移動し、他のボタンを押してドアを開けたり銃を撃ったりするなど、操作してプレイができています。
Gary氏は「アラーモを改造することなく、USB(ポート)から完全にDoomのシェアウェア版をロードできる」と述べています。
さらに、その実行手順をGitHubにアップロードしているため、ある程度の知識と技術があれば、誰でもアラーモ上でDoomを遊ぶことができます。素晴らしいのは、アラーモ本体を改造する必要がないことです。
アラーモのソフトウェア的な改造が、合法的な範囲内でどこまで行けるのかを見守りたいところです。
Source: GaryOberNicht (X)
via: The Verge