アップルが販売するプロ向けのディスプレイ「Pro Display XDR」の次期モデルには「量子ドット技術」が採用されると、業界アナリストのロス・ヤング(Ross Young)氏が報告しています。
量子ドットとは光を別の色に変更できる半導体結晶のことで、より鮮やかな色の表現が可能になります。アップル製品では最新の「MacBook Pro」がすでに同技術を取り入れています。
ヤング氏によれば、次期Pro Display XDRの量子ドット技術では、現行モデルと同等かそれ以上の色域をサポートし、モーションパフォーマンスが向上するとのこと。つまり、Pro Display XDRはより美しくなり、ディスプレイの応答速度も改善されるようです。
次期Pro Display XDRについては、米ブルームバーグが「『Appleシリコン』を搭載したアップデート版が開発されている」と以前に報じていました。現時点でその販売時期はわかっていませんが、プロ向けにとことんスペックを向上させた次期モデルの登場に期待です。