みなさんは、夢のようなスピーカーが北米で普及し始めていることをご存知でしょうか。話しかけるだけで音楽が再生されたり、ピザやコーヒーが自宅に届いたりするスマートスピーカーです。
いま、iPhoneのSiriやGoogle音声入力など、デジタル機器による音声認識機能は進化を続けていますよね。それを実体化して北米市場で大ヒット中なのです。
筆頭は、AIのAlexaを搭載したアマゾンのAmazon Echoと、Googleアシスタント搭載のGoogle Home。いずれもスピーカーとマイクを搭載し、Wi-Fi接続することでクラウドと連携。そしてユーザーによる音声コマンドを待ち受け、指定の音楽を再生するほか、エアコンの温度を変えるなど、スマート家電のコントロールもできます。
Alexaでは、ドミノピザやスターバックスの宅配など、他社連携サービスのスキルが数千登場。一方Google Homeは、多くの自社サービスと連携。テレビに映像を映し出すChrome Castにも対応しています。これらが日本市場にサービスインし、暮らしを変える日はそう遠くなさそう!
そこで今回は、スマートスピーカー2大モデルと言えるAmazon EchoとGoogle Homeのスペックを比較してみました。
■Amazon.com「Amazon Echo」実売価格179.99ドル(日本未発売)
【SPEC】●システム:Alexa App、●スピーカー:2.0インチツイーター +2.5インチウーファー、●質量:1064g
1万以上のスキルが登場! 多彩なサービスと連携可能
音声認識ができる人工知能「Alexa」を搭載するスマスピ。「Alexa」と呼びかけてからコマンドを伝えます。スマホにアプリを追加するようにスキルを登録することで、連携できる機器やサービスが増やすことが可能。
ボタン&マイク
スピーカー
Model Variationは、「Amazon Echo Dot」と「Amazon Tap」。「Amazon Echo Dot」は外部にスピーカーを付けることを前提に、音声認識機能のみを搭載しています。「Amazon Tap」は円筒フォルムにバッテリーを内蔵し、持ち歩き可能となっています。
■Google「Google Home」実売価格129ドル(日本未発売)
【SPEC】●システム:Android、●スピーカー:2ドライバー+Dual2 パッシブラジエーター、●質量:477g
Googleの各種サービスとの連携機能が充実
音声認識AIのGoogleアシスタントを搭載したスマスピ。「OK, Google」をキーワードに、音声によるコマンド操作が可能に。本体上部がタッチパネルとなっており、タッチ操作でも音量調整などが行えます。
ボタン
スピーカー
Color Variationは6色展開。メタル素材が3色(カーボン、カッパー、スノー)とファブリック素材が3色(マンゴー、マリン、バイオレット)あります。
Amazon EchoとGoogle Homeの大きなスペックの違いは、連携可能なサービスの数。サイズや質量、カラーバリエーションの差もありますが、日本での発売が開始したら利用するサービスで選んでみてはいかがでしょうか?