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カメラ
2017/12/7 11:00

「インスタ映え」の最終兵器–超広角でG-SHOCK譲りのタフカメラ「G’z EYE」をNYで使い倒した

世の中、「インスタ映え」だのなんだのと騒がれていますが、有名な観光地やメニューを前にして、人とまるっきり違う「自分だけの一枚」を撮るのはなかなか難しいですよね。ならばいっそ思いっきり変わりダネのカメラに変えてみたらどうなるでしょう。ということで、人間の視野以上の広角写真が気軽に撮れるというG’z EYEを、世界的な「インスタ映え」スポットが満載のニューヨークで試してきました。

 

お馴染みの景色も超広角で激変

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やってきましたニューヨーク。羽田から飛行機で約12時間。朝10時に出て朝10時には到着です。チェックインできないので、カバンを持ったまま移動。まずは、定番のタイムズスクエアを目指します。JFK空港からLIRRを使ってPenn stationに到着。さらに地下鉄で移動です。※記録写真は主にiPhone 7で撮影しています。

 

目的地に着くまでカメラのチェックです。カシオから出たG’z EYEは、その名の通り、G-SHOCKの耐衝撃技術を応用したものです。落下4mの耐衝撃性能、水深50mの防水性能、防塵性能はIP6X相当、-10℃環境に耐える耐低温性能もあり、サーフィンから雪山でのアクティビティまで広範囲で使えるタフスペックを備えています。

 

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↑カシオG’z EYE/GZE-1、オープン価格(実売価格4万8400円)。FHD動画撮影時170.4度、静止画撮影時190.8度の超広角レンズを搭載。スマートフォン専用アプリを使ってカメラとWi-Fi接続すれば、スマホでリモート撮影ができたり、撮影した写真や動画の確認ができたり、各種設定が行えたりする。サイズ/質量はW74.2×H75×D46.4mm/約172g(電池及びメモリーカード含む)、有効画素数:690万画素、撮像素子:1/2.3型CMOS(裏面照射型)、外部メモリ:microSDの各規格に対応

 

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↑G-SHOCK由来の設計で、あらゆる角度での落下からレンズを確実に保護。カメラのレンズを装着するようにカチッと止まる裏蓋。内部にはリチウム電池とmicroSDカードスロット、マイクロUSB端子がある

 

ということで、タイムズスクエアに着きました。ここを、さっそくG’z EYEで撮影してみます。

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まるで全方位から広告が押し寄せてくるようです。突っ立ってカメラを構えただけなのに、なんだか臨場感があります。ちなみに、190度という超広角なので油断するとすぐ指が写り込んできます。手持ち撮影は要注意。

 

次に目指すはウォール街。再び地下鉄へ乗り込みます。せっかくなので、地下鉄も撮影。これもなかなか面白い写真だと思うのですが、どうでしょうか?

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↑左/ベンチの上にセットしてスマホでリモート撮影。 右/地下鉄が来たタイミングでシャッターを押してできた画像

 

 

ウォールストリートのウォールっぷりがスゴい

世界的な金融街ウォールストリートに到着です。裏道のような細い道路の両脇に高いビルが立ち並ぶ街並みは、なんというか、すごく圧迫感があります。このエリアをG’z EYEで撮影してみると……

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「ぎゃー、壁が襲ってくる? 逃?げ?ろ?!」と、言いたくなるような写真が撮れました。ついでに少しあるいてバッテリーパークへ。動画モードでリスを撮影してみました。

リス可愛い。

 

 

G’z EYEは、記録用の動画としても使えるか?

2日目。今日は朝活で日の出を狙ってからフェリー乗船。

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タイムラプスモードで船窓からの眺めを動画に収めてみます。

 

このカメラは、被写体が歪むので記録用としては不向きかと思ったのですが、思ったよりもいい感じ。ちなみに、乗ったフェリーは終点がどこかよくわかっておらず、再びウォール街方面に到着したのは秘密です。

 

 

G-SHOCK譲りのタフ設計だから投げても大丈夫!?

帰国日も朝から活動開始。エンパイアステートビルディングでマンハッタンの街並みを撮影です。

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G’z EYEとiPhone7を同じように並べて比較撮影

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どうでしょう、この「地球」感。適当なところに置いてiPhoneからシャッターを押しただけで、この写真です。

 

さて、いろいろ巡ってきましたが、G’z EYEを語るうえで欠かせない耐久性がまったく試せていません。でも、自分は完全にインドア派。いきなりエクストリームなアクションはできないので、カメラにエクストリームなことをさせます。といっても、上に放り投げるだけ。ついでにドラマティックスローも試してみます。

 

4mから落下しても大丈夫というだけあって、キャッチするところまでしっかり収まっています。ただ、動画撮影中にスロー撮影を格好よく挟み込むのはタイミングが難しいので、使いこなすには事前に練習が必要かもしれません。

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いまはアプリなどでいろいろな加工ができてしまうので魚眼ぐらいはたやすくできるでしょう。でも、加工の素材となる写真のクオリティは重要ですよね。素材が変われば、仕上がりも変わる。写真ではなく「作品」を撮りたいなら、190度広角のG’z EYEはオススメです。多少の無茶もできますしね。

 

公式サイト(こちらではエクストリームな動画が観られます)