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2018/5/10 20:00

2018年春の最注目カメラの実力は? “王者”キヤノンの「EOS Kiss M」徹底検証!

コスパ最重視ならコッチがおすすめ! 上位機と同じセンサーを備えたローエンドモデル

キヤノン
EOS M100
実売価格6万1630円(15-45キット)、6万9800円(ダブルズームキット)

【2420万画素】【秒約4コマ連写】【常用最高ISO25600】【約302g】

EOS Mシリーズのローエンドに位置するモデル。センサーやエンジンは上位モデル「EOS M5」や「EOS M6」と同等のものを搭載し、49点測距のデュアルピクセルCMOS AFにも対応。より薄型軽量なボディと、よりシンプルな操作系、おしゃれに着飾れるアクセサリーなどが魅力です。

SPEC●撮像素子:有効2420万画素APS-C型CMOSセンサー ●レンズマウント:EF-Mマウント ●液晶:3.0型、104万ドット ●メモリ:SDXCほか ●サイズ:W108.2×H67.1×D35.1㎜

 

【特徴01】

ファッション感覚で着せ替えが楽しめる

アクセサリーとして9種類のフェイスジャケットが同社オンラインショップで限定発売中。3色のボディカラーと組み合わせて、27通りのスタイルが選べます。

 

【特徴02】

ビギナーでも迷わず扱えるシンプルな操作性

ボタンやダイヤルの数は最小限に抑えられ、ほとんどの操作をタッチパネルによって直感的に行えます。ビギナーでも安心!

 

【EOS Kiss Mとココが違う!】

電子ビューファンダーはオプションでも非対応

標準でもオプションでも、電子ファインダーには非対応。液晶モニター撮影に限られるので、望遠レンズ装着時はやや安定感に欠けます。またAFや連写の性能も控えめ。

 

 

【レンズも注目】

この1本で写真が変わる! 軽量コンパクトで描写性能に優れたEF-M

キヤノンのミラーレス用「EF-Mレンズ」は現状では6製品。他社に比べて少なめであり、特にボケを楽しめる明るいレンズがあまりないのが残念です。ただ、描写力と携帯性はいずれも良好。ここでは、比較的ボケに有利な単焦点レンズと、利便性に優れた高倍率ズームを紹介しましょう。

 

大きなボケが欲しいならコレ!

キヤノン
EF-M22mmF2 STM
実売価格2万4060円

【焦点距離35mm相当】【フィルター径43mm】【全長23.7mm】【約105g】

焦点距離が短いため、あまり大きなボケは期待できませんが、圧倒的な薄さと軽さを誇り、描写性能にも優れたパンケーキタイプの単焦点レンズ。最短撮影距離は0.15mと短く、マクロ表現も楽しめます。

 

ワイドもテレも1本で撮りたいならコレ!

キヤノン
EF-M18-150mmF3.5-6.3 IS STM
実売価格5万2740円

【焦点距離29〜240mm相当】【フィルター径55mm】【全長86.5mm】【約300g】

EF-Mレンズでは最大となる約8.3倍の高倍率に対応しながら、質量わずか約300gの軽量コンパクトを実現。0.25mまで寄れる近接性能や、シャッター速度換算で約4段分の手ブレ補正も魅力です。

 

 

文・作例撮影/永山昌克

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