今年もまた、12月15~16日の2日間にわたり、ベルサール秋葉原で「ポタフェス」が開催されました。もうこの書き出しも、サムネイル画像の巨大ヘッドホンもお馴染み過ぎてまたかって感じですが、風物詩ということでご勘弁を。今回も、筆者が会場で見つけたちょっと変わったモデルや新機軸のモデルを紹介していきます。
コラボモデルが豊作!!
最初に紹介するのは、ACTIVO「CT10 セガサターン」です。すでに発表されている商品なので、知っている人も多いと思いますが、筆者も実物を目の当たりしたのは初めて。まあ、実物といってもモックなので、音は聞けなかったのですが。
ブースには初期バージョンと後期バージョンの2種類が展示してありました。あの「ブーン、ドゥーン、グゥーン」という起動音が聞けなかったのは残念です。ちなみにポスターに「セガサターン・シロ!」というキャッチコピーがありますが、これは後期バージョンが発売されたとき、白いセガサターンだったので、色の白と「セガサターンをしろ!」というダブルミーニングだったわけですが、さらに今回は電脳少女シロがキャラクターを務めているということでトリプルミーニングになっていたりします。
こちらのグレーの方は、セガサターン起動音や「バーチャファイター」の曲など3曲が、シロの方には、セガサターン起動音などの3曲がプリインストールされているそうです。
電脳少女シロとくればやはり外せないのが親分、キズナアイですよね。ということでAVIOTブースにはA.I.Channelとのコラボイヤホン「WE-D01c-kzn」も展示されておりました。これも残念ながらモックというか、コラボ前のモデルのカラー違いでしかありませんでしたが、製品化するときはハウジングにキズナアイ的な何かが入るようです。
さらにコラボモデルは続きます。Astell & Kernのブースにはウマ娘とのコラボモデル「A&norma SR15 ウマ娘 プリティーダービー Special Edition」が展示してありました。12月14日に発売したばかりの製品です。コラボ先はアニメ版のウマ娘ってことみたいです。何せスマホアプリはまだリリースされていなっ、おっとゲフンゲフン。
そして同じくAstell & Kernブースには、音楽ユニットfripSideとのコラボモデルも展示しておりました。どちらも数量限定の製品なので、気になった人はいますぐ購入した方がいいですよ。
SNKコラボのヘッドホンやアンプ型ワイヤレススピーカーも
ローランドでは、ゲームメーカーSNKとのコラボモデル「NEOGEO CROSSFADE LP2」を展示。ブースには「ザ・キング・オブ・ファイターズXIV」の対戦台も用意されておりました。試遊できたコラボモデルのLP2には、オプションのマイクも装着されており、まさにゲーミング仕様と言った感じです。
アユートでは、フェンダーのギターアンプに模したBluetoothスピーカーを展示。若かりし頃、バンドやっていたおっさんホイホイの製品ではないでしょうか。ちなみにバッテリーが搭載されており、外出先で電源が無くても楽しめるとのこと。さらにUSB端子も付いているので、スマホやタブレットの充電もできてしまいます。音が出るモバイルバッテリーとしても活躍が見込めそうです。
そのほか気になった商品は、ソニーのワイヤレスポータブルスピーカー「SRS-XB01」。小型のBluetoothスピーカーなんですけど、カラーリングは良いですし、フォルムもかわいらしくて良い感じです。IPX5相当の防水性能もあるので、シャワーがかかったり、風呂に落ちてしまってたりしても大丈夫です。アウトドア派にもオススメです。
最後にクラウドファウンディングのGREEN FUNDING by T-SITEが出展していた「HUMU」というスピーカー内蔵まくらです。まくらの底にスピーカーが内蔵されているだけの単純なものですが、重低音が効いており、かなりボディソニックというかヘッドソニックというか、頭が振動します。まくらのクッションを介してのサウンドですが、こもった感じもありませんでした。そのクッションもいい感じでまくらとしてもなかなかなかのもの。寝室でなくリビングのソファで使って映画を見れば体感でより映画に入り込めそうです。電車のガタンゴトンというBGMと多少の振動があれば、世界一よく眠れるまくらになるかもしれません。
今回見つけた気になるアイテムはざっとこんな感じです。音がいいとかそういうのも大事かも知れませんけど、もっと楽しい感じのモデルがあってもいいと思いますよ。ユニークスキルを持ったモデルのリリースをお待ちしております!