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2019/4/11 18:00

【2019保存版】イベント撮影向きカメラはどれ? 最新ミラーレスカメラ8機種比較


マイクロフォーサーズ編


マイクロフォーサーズは、センサーが小さいぶん、望遠効果が得やすいのはAPS-C機と同様ですが、普及価格で小型ボディの製品が選びやすいのも魅力です。そこで手ごろな価格で小型軽量な2機種をチェックしました。

 

【その1】記念写真などにも最適なチルト式モニター採用

パナソニック

LUMIX DC-GF10

実売価格8万6200円(ダブルレンズキット)

シンプルなデザインですが、4Kフォトや22種類のデジタルフィルターを装備するなど、機能は充実。背面モニターが上方向に180°チルトするため、自分撮りや記念写真の撮影に最適です。キットズーム付きで約337gという軽さも魅力。

↑4K動画から静止画を切り出せる「4Kフォト」は、ボディ天面のボタンから素早く呼び出せます(左)。ボディ(バッテリー込み)の軽さは実測で268g(右)

 

【イベント撮影力チェック!】

コントラスト検出方式ながら高速で正確なAF

連写はAF追従で約5コマ/秒。速くはありませんが、タイミングが合えば十分撮れます。AFはコントラストAFながら、高速でほぼピントを外しませんでした。高感度は、やや画像が荒れますがノイズは目立ちません。

 

AF・連写性能 20/25点

 

高感度画質 18/25点

 

手ブレ補正 16/25点

 

軽さ 24/25点

→LUMIX DC-GF10の総合評価:78/100点

 

【その2】顔優先・瞳優先AFで子どもなどの撮影に向く

オリンパス

PEN E-PL9

実売価格5万5910円(ボディ)、8万5860円(ダブルズームキット)

ピッチとヨーの角度ブレと回転ブレに対応する3軸手ブレ補正をボディ内に搭載。約3.5段分の補正効果を持ちます。タッチAFシャッターも利用できるほか、顔優先AF・瞳優先AFが装備されているので、子どもなどの人物撮影に強いです。

↑小型ボディながら、右手側前面と背面上部に指がかりに優れたグリップを用意(左)。天面には撮影モードダイヤルなどを配し、操作性にも優れます(右)

 

【イベント撮影力チェック!】

AF追従で連写速度が低下するのがネック

今回はタイミングよく撮影できましたが、連写はAF追従だと約4.8コマ/秒とやや遅め。高感度は多少像が荒れますが、ノイズは目立ちません。モニターを見ながらなので不利ですが、手ブレ補正の効果は高いです。

 

AF・連写性能 18/25点

 

高感度画質 16/25点

 

手ブレ補正 18/25点

 

軽さ 25/25点

PEN E-PL9の総合評価:77/100点

 

コンパクトデジカメもおすすめ

コンデジでも、高倍率ズーム搭載機は運動会撮影などに向きます。なかでもニコンのCOOLPIX P1000は、光学125倍ズームが魅力。このほか、ソニーのRX10M4は光学25倍ズーム機で比較的大きな1型センサー採用。高画質で撮れます。

 

【その1】一眼を超える連写や高速AFが魅力の高画質・高倍率機

ソニー

RX10M4

実売価格18万4840円

大きな1型センサーに24-600mm相当までの25倍ズームを組み合わせた、高倍率&高画質コンデジ。最高約24コマ/秒の連写や像面位相差AFの採用で動きモノに強いです。

 

【その2】最大3000mm相当の超望遠撮影が手軽に楽しめる

ニコン

COOLPIX P1000

実売価格13万7670円

24-3000mm相当の光学125倍ズームを搭載。5段分の手ブレ補正で、最高ISO6400までの高感度にも対応します。顔認識機能も備え、超望遠でも失敗を防いで撮れます。

 

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