抜群のフィット感と9時間再生がウリのGLIDiC「Sound Air TW-7000」
GLIDiCのフラッグシップモデル「TW-7000」はフィット感にこだわり、ハウジングのデザインをカスタムイヤモニの国内メーカー、カナルワークス監修の元に最適化。重さ6.5gのコンパクトなボディで連続再生9時間、ケース併用時25時間再生を実現しています。また10分間の充電で2時間再生できる急速充電にも対応しました。完全ワイヤレスイヤホンを試してみたいが、自分の耳に合うかどうかが心配な人に試して欲しいモデルです。
サイバーなデザインのHiFiMAN初の完全ワイヤレス「TWS600」
平面駆動型ヘッドホンで有名なHiFiMANから初登場する「TWS600」(1万3900円)は、LEDを効果的に使った近未来的なデザインで目立つこと間違いナシです。フィット感がよく遮音性の高いハウジングで、独自コーティングされた振動板を採用。高域にハリがある音で、低域はやや物足りない感じがしました。連続再生5.5時間、発売は7月末か8月初旬予定です。
ラディウス「HP-T50BT」は小型軽量で高解像度
ラディウスの最新作が早くも試聴機として登場していました。7月下旬発売予定の「HP-T50BT」(実売価格約9980円)です。小型軽量設計で4色のカラーバリエーション、連続再生6時間、IPX5対応、コーデックはSBCとAACに対応します。派手なカラーにひかれて試聴してみると、予想外に解像度重視の本格的な音でした。低音の量感もありメリハリも感じられます。
クラウドファンディングからも注目の製品が登場予定!
クラウドファンディングのGREEN-FUNDINGでも、完全ワイヤレスイヤホンのプロジェクトが進行中です。まず、4mm径のドライバーを搭載した世界最小の「GRAIN TW-A10W」です。耳栓よりも小さいハウジングで本体にボタンなどはなく、操作はスマホの専用アプリからおこなう方式です。BluetoothユニットはクアルコムQCC3026という最新チップを採用するため、連続再生時間も期待できそうですね。
BoCoからは、骨伝導イヤホンで初の完全ワイヤレスモデルが「earsopen」シリーズから登場予定です。earsopenは独自開発のダイナミック振動子とイコライジング技術によって、従来の骨伝導イヤホンを超えた音質を実現しています。私も別のモデルを聞いたことがありますが、耳の穴を使わずにこんなにクリアでワイドレンジな音が出ることに驚きました。まあ、普通のイヤホンと比較すると圧倒的に低音不足で音量も出せませんが、以前の骨伝導イヤホンは音楽が聞けるようなシロモノではなかった事を考えると立派です。さらなる高音質と大音量化に期待します。
どちらの製品も撮影用しかなく、残念ながら試聴はできませんでしたが、このような開発中の最新機種をいち早く見ることができるのもポタフェスの醍醐味のひとつ。
後編では、有線モデルやポータブル音楽プレーヤーの注目製品を紹介しますのでお楽しみに!
【ギャラリー】
【関連記事】
来週末はアキバへGO! 国内最大級のオーディオイベント「ポタフェス2019」が13日・14日に開催