メーカー各社の4Kテレビをハイエンドからエントリーまで一挙に紹介し、テレビの購入や買い替えをサポートする連載企画。第2回目はソニーBRAVIA(ブラビア)を紹介していきます。
ソニー「BRAVIA」の4Kモデルは、パナソニックや東芝と同様に「有機ELテレビ」と「液晶テレビ」の2種類をラインナップしますが、どちらにも「MASTER Series」というフラッグシップモデルを用意しているのが特徴。他社では有機ELをフラッグシップに位置付けていることが多いのですが、ソニーは長年開発を続けてきた液晶テレビにもアドバンテージがあるとして、有機EL・液晶のどちらでも高画質な上位モデルを選択することができます。液晶モデルは、有機ELに比べて明るく大画面化もしやすいというメリットがあるので、そちらに魅力を感じる人はブラビアがオススメといえます。
また、基本システムにAndroid TVを採用しており、動画配信サービスを視聴するアプリなどを後から追加しやすい点も特徴。GoogleアシスタントやAmazon Alexaなどの音声アシスタント機能にも対応しています。
【有機EL】画面から音が出るソニー独自のサウンドに注目
ソニーの4K有機ELテレビは、画面を直接振動させて音を出す「Acoustic Surface Audio」が特徴。映像と音が一体となったような臨場感のあるサウンドを体感することができます。
4K有機ELブラビア A9Gシリーズ
サイズ:77型、65型、55型
実売価格:77型/102万9760円、65型/51万6890円、55型/30万5230円
(55型)
最新の高画質プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載。映像のノイズ除去性能が向上したほか、物体ごとに最適な超解像処理を行う「オブジェクト型超解像」や、細部までコントラストを高める「HDRリマスター」により、大画面でも精細な高画質映像を楽しめます。また、独自の有機ELパネル制御技術「Pixel Contrast Booster」により、画面全体が明るい映像や、画面の一部だけが明るくなるようなシーンでも、コントラストの高い映像を再現します。
音質面では、画面を振動させて音を放出する独自の「Acoustic Surface Audio」技術がさらに進化した「Acoustic Surface Audio+」となり、音質を維持したまま本体の薄型化を実現。新開発のアクチュエーター(振動素子)とサブウーファーにより、2.2ch/総出力60Wのクリアなサウンドを再生します。立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応。
4K有機ELブラビア A8Gシリーズ
サイズ:65型、55型
実売価格:65型/36万4230円、55型/19万4640円
映像プロセッサー「X1 Extreme」や、画面から音を出す音響技術「Acoustic Surface Audio」を搭載。BS/CS 4Kチューナーを搭載していないので、すでに外付けチューナーを持っている方や新4K衛星放送は見ないという方はこちらを選んでもよいでしょう。
スタンドを反転させるだけで、より映像に没入できる「標準スタイル」とサウンドバーをテレビ画面の真下にすっきりと設置できる「サウンドバースタイル」の2種類の設置ができる「2-Way スタンド」を採用しています。