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イヤホン
2020/12/4 17:00

オーディオ好きから評価の高いNUARL「N10 Pro」と「N6 mini」はどっちが買い?プロがガチ討論(12/21追記)

2020年は、昨年に引き続き完全ワイヤレスイヤホンがポータブルオーディオ市場のトレンドを牽引し、各メーカーからたくさんのモデルが登場しました。なかでも、GetNavi web編集部のイチオシは、オーディオファンから支持されているNUARL(ヌアール)から登場した2つの完全ワイヤレスイヤホン「N10 Pro」と「N6 mini」の2機種。いずれも魅力的な機能を備えた2モデルですが、どちらのほうが“買い”なのでしょうか。今回は、その2モデルをプライベートでも愛用しているという2人の専門家に、それぞれのモデルの良さをアピールしてもらいました。

↑オーディオライターの山本 敦さんとe☆イヤホンの“たにみく”さんが、それぞれの推しモデルをアピールします

 

記事の最後にはプレゼントのお知らせもありますので、どうぞお楽しみに!

 

“推し”の好きなところをプレゼン合戦

今回対決するのは、「N10 Pro」を愛用するオーディオライターの山本 敦さんと、「N6 mini」を愛用しているe☆イヤホンの“たにみく”さん。どちらも自分の“推し”のほうが買いだと譲らないので、まずはお互いのお気に入りのポイントを解説してもらいました。

↑互いに自分の推しモデルが買いだと譲らない2人

 

まずは「N10 Pro」を推す山本さんが、その推しポイントをプレゼンします。

 

山本:「N10 Pro」の1番のウリは、なんといってもNUARL初のアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)を搭載していること。イヤホン外側のノイズを消す「フィードフォワード」方式と、内側のノイズを消す「フィードバック」方式を併用した「デュアルデジタルANC」で、消音性能が高いのに変な圧迫感もなく使いやすいんです! 初めてのANCでここまで完成度高く作りこむのはさすが!

↑重厚感のあるデザインの「N10 Pro」

 

山本:さらに音質は、10mm径のNUARL DRIVERを金属筐体に内蔵した「イヤホンモジュール」を搭載したことにより、NUARLらしい伸びやかなサウンドにパワーが加わった感じで、ロックやダンスミュージックなど熱量のある音楽を聴くのにピッタリ。 さすが音質の高さに定評のあるNUARLのフラッグシップ機! という安心感があり、音質にこだわりがある人も満足できる音になっています。

↑付属のイヤーフックが安定した装着感をもたらしてくれます

 

山本:もうひとつ、見逃せないポイントは「使いやすさ」。N10 Proはイヤホン左右それぞれに物理ボタンを2つずつ備えているので、操作ミスがなく、うっかり触って変な操作をしてしまうこともありません。さらに、専用のスマホアプリ「N10 Connect」と連携すれば、ANCの強さを調整したりEQで音質をカスタマイズしたりと、様々な設定や機能が利用可能。全体的に、使いやすさにこだわったUI設計になっているなと感じます。

↑左右のイヤホンにそれぞれ2つの物理ボタンを装備

 

↑ノイズキャンセリングモードは「音質優先/バランス/ANC優先」から選択可能

 

 

続いて「N6 mini」を推す“たにみく”さんのプレゼンです。

 

たにみく:N6 miniのどこが1番いいかと聞かれたら、まず「とにかく小さい」ところを挙げますね。兄弟機種のN6/N6 Proに比べて本当に小さくなって、NUARLの完全ワイヤレスイヤホンのなかでも最小サイズなんです! だから装着していて疲れないし、耳から変にはみ出ることもナシ。耳の小さな人にもオススメです。

↑イヤホンが小さく、耳へのおさまりもグッド

 

たにみく:ケースもめっちゃコンパクトなので、小さいバッグを持つことが多い女子には本当に助かるんです。やっぱりイヤホンって毎日持ち歩くものだから、バッグやポケットにスッとおさまってほしいんですよね。

↑ケースも非常にコンパクト

 

たにみく:あと、これだけは言っておきたいのが、約1万円のお手ごろ価格なのに“高見え”すること。ケースがアルミなので質感がとっても良くて、同価格帯の製品にありがちなチープ感が一切ないんです。それにN10 Proはカラーが黒1色だけしかないけど、N6 miniは12月11日に発売される新色のカッパーも含めて全3色もラインナップしているので、好きな色を選ぶ楽しさもあります。私はシャンパンゴールドを使っているんですけど、淡い色使いがかわいくて一目ぼれしちゃいました。

↑N6 miniは3色のカラバリが用意されています(左からブラック、カッパー、シャンパンゴールド)

 

新色のカッパーは、ケースを見るとシャンパンゴールドに近い感じかなと思いきや、イヤホンはフェイスプレートがダークグレーになっていて、男性が使っていても違和感ないデザインになっています。

↑新色のカッパーは、イヤホンのフェイスプレートがダークグレーになっています

 

たにみく:最後の推しポイントは、やっぱり音質の良さ。音のバランスがよくて、基本的には万人受けするサウンドなんですが、個人的には解像度が高いので歌モノにオススメだと思います。J-POPやアニソンなんかも楽しく聴けちゃいます。

 

 

まだまだ続く推しの好きなところアピール

ここまで互いの推しモデルのアピールをしてきた2人ですが、相手のプレゼンを聞いて心境に変化はあったのでしょうか? それぞれ相手のモデルについてどう思ったか聞いてみましょう。

↑プレゼンを終え、意見を交換する2人

 

山本:N6 miniもなかなかやりますね。特に、そのコンパクトさは、最近テレワークで1日中イヤホンを着けていることが多いので、長時間装着しても耳が疲れにくそうでいいなと思いました。

 

たにみく:そうなんですよ~がっつり音楽を聴くならN10 Proの音のよさやノイキャン機能は魅力的なんですけど、わたしにとってはイヤホンって日常的に使うものなので、N6 miniのカジュアルさがすごいお気に入りです。

 

山本:N10 ProとN6 miniを聴き比べたとき、1番違いを感じたのが“音の広がり”ですね。N10 ProはHDSSという音響技術が採用されているので、空間の広がりを感じられる音になっています。このHDSSという技術は、イヤホンの内部に設置された音響モジュールが筐体内部の圧力を一定に保ち、定常波や内部反響の影響を抑えるものなんですが、その効果がかなり感じられます。音にこだわるならやっぱりN10 Proを推したい。

 

たにみく:むむっ、N6 miniの推しポイントはまだあるんですよ。イヤホン部分はIPX7の高い防水性能を備えているので、イヤホンを丸ごと水洗いできちゃうんです。ここはN10 Proには真似できないですよね! 汗をかいたり長時間装着しても、洗っちゃえばいいので楽チンです。こういう時期だから、イヤホンも常に清潔に保ちたいですし。

(編集部注:N10 ProはIPX4の生活防水で水洗いは不可)

 

山本:そうきたか。清潔でいえば、N10 Proにはシリコン製の「Block Ear+」とフォームタイプの「Magic Ear+for TWE」の2種類の抗菌イヤーピースが付属しています。これは 材料に抗菌剤を配合しているので、抗菌剤を表面に塗布しているものに比べて拭いたり洗ったりしても抗菌効果が低下せず、抗菌効果が長持ちするんです。2種類のイヤーピースは、装着感も音質の変化具合も異なるので、自分の好みに合ったものを選べるもいいでしょ。

(注:N6 miniはシリコン製の抗菌イヤーピース「Block Ear+」のみ付属)
↑シリコン製の「Block Ear+」(左)とフォームタイプの「Magic Ear+for TWE」(右)はいずれも抗菌仕様

 

たにみく:操作性も結構違いますよね。N10 Proはボタン操作だけど、N6 miniは軽く触れるだけで操作できるタッチセンサーを装備しています。例えば手に荷物を持っているときなんかは、ササッと触れるだけでOKなタッチ操作のほうが便利。それにこれからの季節だと、タッチ対応の手袋なら着けたままでも操作できるのもいいんです。

 

山本:そこは好みもあるかな。僕は物理ボタンのほうが確実に操作できて好き。

 

たにみく:やばい、このままだと永遠に平行線だ(笑)

 

なかなかお互いの意見を譲らない2人ですが、読者のみなさんはどちらの機種が“買い”だと感じたでしょうか? 今回は、Twitterでどちらのモデルが“買い”だと思ったかを募集し、より多くの意見が集まったほうを“買い”モデルとして認定したいと思います。結果は後日、こちらの記事に追記する形で発表いたします。

NUARL N10 Pro

実売価格2万1450円

NUARL初のアクティブノイズキャンセリング機能(ANC)を搭載したフラッグシップモデル。独自の「NUARL DRIVER [N10]」を金属筐体に収納しモジュール化することで、有線イヤホンと同様のアナログ音調が可能に。連続再生時間は、イヤホン単体で最大7時間(ANC OFF時)/最大5時間(ANC ON時)。充電ケースと併用すると最大30時間使用可能。Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptXをサポート。IPX4相当の防水性能を備えています。

【ライター山本のN10 Proイチオシポイント】

・金属モジュールに内蔵した10mm径の[N10]ドライバーによる高品位なサウンド
・デュアルデジタルANC機能搭載。外音取り込みやイコライザー切り替えも可能
・専用アプリ「N10 Connect」でEQなど様々な仕様をカスタマイズ
・HDSSの効果による音の広がり感
・2種類の抗菌イヤーピースを同梱

 

NUARL N6 mini

実売価格1万890円

完全ワイヤレスイヤホン「N6」シリーズの音質を受け継ぎながら、さらに小型化・低価格化を実現したモデル。6mm径ダイナミック型フルレンジドライバー「NUARL DRIVER」[N6]v3を搭載。IPX7の防水性を備え、雨や汗で汚れても水洗いが可能です。連続再生はイヤホン単体で最大8時間、ケースとの組み合わせで最大32時間。Bluetoothコーデックは、SBC/AAC/aptXをサポート。

【たにみくのN6 miniイチオシポイント】

・万人受けする高解像度サウンド+外音取り込み機能も◎
・イヤホンもケースも超コンパクトサイズ
・丸洗いもできるIPX7相当の防水性能
・タッチセンサー内蔵で触れるだけで簡単操作
・質感の高いアルミ製ケースと3色のカラバリ

 

“買い”モデルに認定された機種に意見を寄せて頂いた方のなかから抽選で1名に、そのモデルをプレゼントします! ぜひTwitterでハッシュタグ「#NUARLガチ対決」とつけてつぶやいてください!

 

【「NUARLガチ対決」プレゼントの詳細】

応募要項:Twitterでハッシュタグ「#NUARLガチ対決」をつけた上で、「N10 Pro」か「N6 mini」どちらが欲しいかつぶやいて下さい。投票数の多かったモデルに投票して頂いた方のなかから抽選で1名に、投票頂いたモデルをプレゼントいたします。

応募締め切り:2020年12月18日(金)23時59分のつぶやきまで有効

プレゼントの発送:2020年12月下旬予定

※当選者にはTwitterのDMでご連絡いたしますので、DMを受け取れるように設定ください

(こちらのプレゼントキャンペーンにはどなたでも何度でも応募できます)

 

【Twitter投票結果発表】(2020年12月21日追記)

本記事で募集しておりましたTwitter上での「#NUARLガチ対決」の投票の結果、「N10 Pro」が欲しいというツイートが63票、「N6 mini」というツイートが23票となり、ガチ対決の結果は「N10 Pro」に軍配が上がりました! よって、GetNaviイチオシの“買い”モデルは「N10 Pro」と認定させていただきます

 

「N10 Pro」に投票して頂いた方のなかから抽選で1名様に、「N10 Pro」をプレゼントいたします。当選者にはTwitterのDMよりご連絡を差し上げます。ご投票頂いたみなさま、ありがとうございました!

 

【フォトギャラリー(画像をタップするとご覧いただけます)】