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2021/5/1 10:30

超高コスパの噂はリアルか? 「realme」のワイヤレスイヤホン3種の良い/悪い

「realme Buds Wireless Pro」も音質は上々

5月以降発売予定のrealme Buds Wireless Proは、左右のイヤホンがつながったネックバンド型のワイヤレスイヤホン。13.6mmのダイナミックドライバーを搭載し、ハイレゾ相当の音質もワイヤレス再生できるLDACコーデックにも対応しています。最大35dBのノイズキャンセリング機能も利用可能。realmeのブランドカラーである黒と黄色でデザインされ、スタイリッシュな印象で、若者だけでなく幅広い世代にフィットしそうです。価格は9980円。

↑色はイエローのみ。交換用イヤーチップは2サイズを同梱

 

左右のイヤホンは使わないときはマグネットで密着する仕組みで、それによってオフになり、離すとオンになります。

↑使わないときは左右のイヤホンがマグネットでくっつく仕様

 

↑装着感はきわめて良好

右側にリモコンを備えていて、カチッと押せる物理ボタンで操作できることが利点。「+」「-」で音量を調整でき、その間の「○」(マルチファンクションキー)を1回押すと一時停止・再生、2回押すとスキップ、3回押すと頭に戻せます。電話を着信した際は1回押すと応答でき、長押しで着信拒否または通話を終了できます。また、マルチファンクションキーの長押しで音声アシスタントを起動可能。AndroidではGoogleアシスタント、iPhoneではSiriが起動することを確認しました。

↑リモコン部に2つの物理ボタンを搭載。音量キーとマルチファンクションキーは一体化。右の長い線が記されたキーでノイズキャンセリングのオンオフが可能

 

ノイズリダクションボタンは独立していて、押してノイズキャンセリングモードとトランスペアレンシー(外音取り込み)モードを切り替え可能。また、長押しするとゲーミングモードに切り替えられます。

 

音質は、低音がしっかりと響き、高音もクリアに聴こえます。ノイズキャンリングモードにすると音に厚みは出るものの、音質に雑味が混じり、再生する楽曲によっては音の透明感が薄れるように感じました。個人的にはゲーミングモードの音質が好みです。ノイズキャンセリングの効果というより、はっきりと音質が変わる3つの再生モードから選択できることが1番のメリットに思えました。

 

アプリは日本語非対応なので注意が必要

筆者が使って唯一気になったのは、「realme Link」というアプリが一部日本語に対応していなかったこと。同梱のユーザーガイド(説明書)には、Android端末と接続させて使う場合、「realme Link」というアプリをインストールすると、細かい設定ができたりするようなことが書かれているのですが、利用にはアカウント登録が必要で、そこが日本語に対応しておらず、日本のユーザーには使いにくいように感じました。realmeの日本法人に確認したところ「現在、日本語対応できるようにシステム改修に取り組んでいる」とのこと。

 

とはいえ、ワイヤレスイヤホンの設定・操作に複雑なことはないので、アプリを使わなくても困ることはなさそうです。realmeは日本に上陸したばかりのブランドですから、まだ使っている人が少なく “レア度” は抜群。コスパを重視し、なおかつ人と違うものを使いたい人は選択肢に加えるといいでしょう。

 

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