AV
2017/1/1 18:30

初売りで買うなら4Kテレビはいかが? ソニーとLGのエントリー&プレミアムモデルを専門家がマルっと解剖

年末年始は外出せずに、テレビの特番ラッシュを見ながら寝正月と決めこんでいる方もいるのではないでしょうか? せっかく腰を据えて見るならテレビもスペシャル仕様で見たいもの。今回は4Kアップコン機能に優れたソニーと、手に届きやすい価格のLGのエントリーモデルに加え、それぞれのプレミアムモデルをAV評論家の藤原陽祐さんが徹底解剖します。初売りでデジタル製品がお買い得になっているお正月だからこそ、4Kテレビの購入を検討してみてはいかが?

 

その1  ソニー編

広色域技術と超解像エンジンであらゆる映像を4K高画質に!

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SPEC●画面サイズ:43V型●チューナー:地デジ/BS/110度CS×2、スカパー!プレミアムサービス×1●接続端子:HDMI入力×4ほか●ラインナップ:49V、43V型●質量:13.2㎏

ソニー

ブラビア KJ-43X8300D

実売価格14万6470円

同社の上位モデルにも用いられる広色域の「トリルミナスディスプレイ」と超解像エンジン「4K X-Reality PRO」が、色彩豊かな高精細映像を再現。「Android TV」OSを内蔵しており、音声によるコンテンツ検索が可能です。ウォームシルバーとブラックの2色を用意。

 

【SIZE】

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↑43V型としては奥行きが抑えられています。ローボードなどにも置きやすく設置性が高いです

 

AV評論家・藤原陽祐がX8300Dを解剖

自然なアップコン映像を創出

「トリルミナスディスプレイ」が従来では再現できなかった色に対応し、自然な4Kアップコンを実現。「発色の良さと、動画ボケの少なさが印象的です」(藤原さん)

1.【画質】

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↑従来LEDの色域

 

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↑トリルミナスディスプレイの色域

 

2.【音質】

声のボリュームだけを増減できる

スピーカーは音質的に不利な下向き配置。「聴き取りやすさはまずまず。声の音量だけを調節できる機能もあり、これはアナウンサーの声が小さいときなどに効果的」(藤原さん)

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↑本体下から見たスピーカー

 

3.【操作性】

チャンネル切り替えに時間を要する

リモコンのマイクボタンを押すと番組やアプリを音声検索できます。「選局ボタンを押してから映像が出るまでが遅め。先に番組名は出ますが、ややストレスがかかります」(藤原さん)

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4.【独自機能】

動画配信など様々なアプリを用意

NetflixやHuluといった動画配信から、クックパッドなどのライフスタイル系まで、様々なアプリを利用可能。「独自性は乏しいですが機能に不足はありません」(藤原さん)

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藤原陽祐がX8300Dを採点

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速い映像もボケにくくスポーツ中継の観戦にマッチ

「4Kアップコンの性能はトップレベル。動画応答性にも優れ、サッカー中継などスポーツ番組を好んで見る人にオススメです。スカパー!プレミアムサービスチューナーを内蔵し、外部機器なしで4K放送が楽しめるのも魅力的」(藤原さん)

 

ソニー ブラビアのプレミアムモデルも買いたい!

最新のバックライト技術を取り入れた超高画質モデル

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ソニー

ブラビア KJ-65Z9D

実売価格75万5870円

一つひとつのLEDを単独で制御して輝度を高める新技術「バックライト マスタードライブ」を採用。高画質プロセッサも最新の「X1 Extreme」を用いるなど、映像美を徹底追求しました。●サイズ/質量:W1462×H920×D268㎜/35.7㎏

 

【プレミアムたるゆえん】

各LEDを独立駆動させ明暗を緻密に表現

直下型LEDの明滅を、ブロック単位ではなく1つずつ制御。明暗をよりリアルに再現します。

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↑従来モデル

 

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↑Z9D

 

どんな映像もHDR並みのコントラストに高める

「HDRリマスター」に対応。様々なコンテンツをHDR相当の高コントラストな映像にします。

San Francisco Bay Bridge
↑従来モデル

 

San Francisco Bay Bridge
↑HDRリマスター

 

【藤原’s CHECK】

「高価なモデルですが、画のクオリティは歴代の液晶テレビを含めてもトップクラス。映画からスポーツまでジャンルを問わず上質な映像を映し出します」

 

その2 LG Electronics編

HDR映像が持つ色彩を最大限に引き出して映像に没入できる

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SPEC●画面サイズ:43V型●チューナー:地デジ/BS/110度CS×2●接続端子:HDMI入力×3、USB×2、LAN×1ほか●ラインナップ:55V、49V、43V型●質量:11.0㎏

LG Electronics

43UH6500

実売価格10万1750円

色再現性や動画応答性に優れ、視野角も広い同社独自のIPS 4Kパネルを採用。「3D Color Mapping技術」により、HDR映像が持つ豊かな色彩を余すことなく引き出します。フレームを細く設計することで、デザイン性だけでなく、映像への没入感も向上しました。

 

【SIZE】

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↑ディスプレイ部は77㎜とやや厚め。しかし正面から見たフレーム部は細く、映像に集中して視聴できます

 

AV評論家・藤原陽祐がUH6500を解剖

1.【画質】

視野角が広くリビングユースに最適

178°の広い視野角が特徴。「明るく見やすい画作りなので、リビングに置いて家族で視聴するのに向いています。が、4Kアップコンはまだまだ改良の余地アリ」(藤原さん)

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2.【音質】

音質を部屋に合ったバランスに補正

フルレンジスピーカーを内蔵。「音質はこのクラスとしては標準的。自動補正機能『マジックサウンド』(※)を使うと、視聴環境に適した音が楽しめます」(藤原さん)

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↑本体下から見たスピーカー

 

3.【操作性】

独自リモコンの追加で直感的な操作が可能

ポインターで操作できる「マジックリモコン」(実売価格5370円)は別売。「導入すると直感的な操作が可能に。選局などのレスポンスはやや遅めです」(藤原さん)

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↑マジックリモコン

 

4.【独自機能】

各種コンテンツが簡単に楽しめる

スマートテレビのプラットフォーム「webOS 3.0」を搭載。「ネットコンテンツやアプリなどが一覧表示され、マジックリモコンを使ってPCのように楽しめます」(藤原さん)

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藤原陽祐がUH6500を採点

 

鮮やかで明るい映像だが4Kアップコンがやや残念

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「自社開発のIPS 4Kパネルによる、鮮やかで明るい映像が魅力。視野角も広く、リビングで家族みんなで楽しむテレビとして最適です。ただ、4Kアップコンの精度はいま一歩で、地デジ放送では輪郭部の細かなノイズが気になりました」

 

LG Electronicsのプレミアムモデルも買いたい!

有機ELと最新鋭HDRが究極の表現力を生む

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LG Electronics

OLED 65E6P

実売価格96万1070円

高コントラスト映像を実現する自発光型ディスプレイOLED(有機EL)を備える次世代モデル。最新鋭のHDR技術「ドルビービジョン」に対応するなど、究極の映像美が堪能できます。●サイズ/質量:W1461×H893×D200㎜/24.8㎏

 

【プレミアムたるゆえん】

自発光の有機ELが完全な黒を再現する

有機ELは画素単位で発光をオン/オフできます。そのため、消灯時には漆黒を表現可能。

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人気オーディオメーカーのサウンドシステムを採用

音響はハーマンカードンとコラボ。4K画質に相応しい臨場感あるサウンドを楽しめます。

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【藤原’s CHECK】

「現状、日本で有機EL機を扱うのはLGのみ。液晶にありがちな動画ボケのない、鮮明な映像が楽しめます。65V型のような大画面では自発光の良さが際立ちますね」

 

 

 

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