映画並の映像クオリティがこれ一台で完了するなんて、信じられますか?
ドローンを開発し、映像革命のパイオニアであるDJIから発売された「Osmo(オズモ)」。このハンドルが付いた小さなカメラから、映像表現の可能性がさらに大きく広がりそうです。
Osmo(オズモ)に採用されているのは、本来映画用の撮影カメラなどに使われる軸ジンバル映像安定化技術という仕組み。これにより、手ぶれどころではなく、例えどんな動きをしても水平にカメラを保ち、画面の揺れを最小限にすることができるのです。この技術が手持ち型カメラに搭載されたのは初めてのこと。
文字にするとピンと来ないかもしれませんので、まずはこちらのイントロダクションムービーをご覧ください。
全速力で走りながら、または悪路を走る乗り物やジェットコースターから。あるいは、地面すれすれの角度やカメラをリレーしながらの撮影。どんな状況でも振動やブレがほとんどなく、非常に安定した映像を捉えることができています。
安定性だけではなく、カメラには1/2.3型センサーと開口角94°のレンズを搭載した同社のZenmuseシリーズを採用しており、12メガピクセルの静止画と4Kの動画撮影が可能となっています。
ブレ防止の一端を担う操作性もピカイチ
Osmo(オズモ)のグリップは人間工学をもとに、手のひらにぴったりフィットするように設計。操作しやすい位置にボタンとコントローラーが配置されているので、親指ひとつで素早く撮影に必要な調整をおこなえます。
スマホと連動して、撮影・編集もシンプルに
同梱されているホルダーにスマートフォンを装着すると、撮影中はスマートフォンをモニターとして使用することができます。また、専用アプリ「DJI Go」をインストールすることで撮影操作や、編集もおこなえます。
カメラが360°自動的に回転するパノラマ撮影、鮮明な長時間露光の撮影、そしてスローモーション撮影と三通りの撮影モードがあり、いずれもカメラの映像安定化技術により、ほかとは一線を隠す安定した映像をOsmo(オズモ)なら三脚なしでも(!)撮影できます。
別売アクセサリーの三脚、バイクマウント、延長アームを使用することで、狭い場所や高い位置からなど、あらゆるアングルから映像を撮影できそうで、ワクワクが止まりません。
価格は9万1800円。購入はDJI公式サイトより可能です。
【関連リンク】DJI公式サイト