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自己啓発
2017/12/31 11:00

2017年の最後に超ヒット作「君たちはどう生きるか」の中からアラサー女子の心に刺さった言葉を紹介してみる

2017年話題になった『漫画 君たちはどう生きるか』(吉野源三郎・著/羽賀翔一・イラスト/マガジンハウス・刊)ですが、こちらは1937年に刊行された吉野源三郎さんの書籍を漫画化したもので、子供から大人まで幅広い世代から共感を呼び、漫画版だけでも100万部に届きそうな勢い。書店でも大きく展開されているので、「あっ、この表紙知っている!」なんて方も多いのではないでしょうか?

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実際に書籍を開いて思ったことは、「これをコペルくんと同じ年に読みたかった…」という後悔。でも最後まで読み進めると、大人も子供も関係なく「今、読んでよかった」と思える一冊でした。今回は、悩める現代人のみなさんに響く、『漫画 君たちはどう生きるか』に登場する素敵な言葉たちの中から、30代おばさんにもグッときちゃったフレーズをご紹介させていただきます!

 

 

「立派な人」ってなんだろう?

『漫画 君たちはどう生きるか』は、中学生の本田潤一くんこと「通称コペルくん」が、日々の気づきを通じて心の成長をしていくお話。成長を支え、見守る役として元編集者であるコペルくんのおじさんが登場するのですが、おじさんがコペルくんと出会った時から記していたノートによって、コペルくんが直面した「とある後悔」を救います。

 

このおじさんのノートには、大人になったからこそ「ハッ」としてしまう言葉が度々出てくるのですが、その中でも「立派な人」について書かれた箇所をご紹介させていただきます。

 

世間には、他人の目に立派に見えるように、見えるようにと振舞っている人が、ずいぶんある。そういう人は、自分がひとの目にどう映るかということを一番気にするようになって、本当の自分、ありのままの自分がどんなものかということを、つい、お留守にしてしまうものだ。

(『漫画 君たちはどう生きるか』より引用)

 

みなさんにとっての「立派な人」とはどんな人でしょうか? 不思議なもので立派になろう、立派に生きようと思うほど、「自分にとっての立派」が、「他人にとっての立派」にブレてしまうことがよくあります。自分にとっての「立派」を貫くことが大変だというのは、関わる人が増えていくほど痛感しますよね。

 

毎日振り返って「今日は本当の自分だった」と思えればいいですが、なかなかそこまで気を張っていくのは大変。お留守になりすぎないように、時々自分の中の立派な自分と向き合ってみるのがいいかもしれませんね。

 

 

後悔の念が止まらない…そんな時は考えることをやめる

立派な人間になりたい! と思っても、思い通りにできないのが人間です。30歳はもっと大人だと思っていましたが、毎日思った通りに生きれるはずもなく、「あぁ感情的に後輩ちゃんを攻めてしもうた…」「上司に嫌な目つきしちゃったな」「彼に悪い思いさせちゃったな」などなど、仕事からプライベートまで後悔の日々。

 

私も今年を振り返って、楽しいことばかりではありませんでしたし、過ぎたことをグルグルと考えてしまうことも度々ありました。後悔の念が止まらない時、どうするか? おじさんにヒントをもらいましょう。

 

 

「だったら一度考えるのをやめてごらんよ」

「考えるのをやめる…?」

「そう、変えられないことを考えるのをやめれば余計な感情に足をとられない。いま自分がしなければならないことにまっすぐむかっていける」

(『漫画 君たちはどう生きるか』より引用)

 

おじさん曰く、少なからず「しまった」と思う部分があるから後悔してしまうのだと言います。「だって、○○○だから」と理由をつけて、過去に起こった出来事に言い訳をしたくなりますが、後悔してしまっている理由・原因に言い訳は無用! まずは、ちゃんと「しまった」と思ったことを認める、これが大切ということですな。わかっているけど、これがなかなか難しい。ってさっそく言い訳!!

 

 

「自分の人生」は誰にも決められない

自己啓発本とも哲学書ともちょっと異なる『漫画 君たちはどう生きるか』は、昔から変わらない「人間らしさ」とも向かい合わせてくれる一冊だと感じます。だからこそ、時代や環境を超えて多くの人が共感できるのかもしれませんね。読み終わった後、あなたの中にいるコペルくんが、「今のままでいいの?」とか「今日から変わろう」と問いかけてくれるはずです。

 

日々の暮らし、そして来年2018年をどう生きていくかをあなたの中にいるコペルくんと相談しながら考えてみるのはいかがでしょうか? 日本中のみんなの中にいるコペルくんが自分らしく生きることができるようになった時、大げさかもしれませんがちょっとだけ世界が変わるような気がします。

 

よーし、2018年は自分に正直に、立派に生きるぞっ♪

 

 

【著書紹介】

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漫画 君たちはどう生きるか

著者:吉野源三郎(著)、羽賀翔一(イラスト)
出版社:マガジンハウス

人間としてあるべき姿を求め続けるコペル君とおじさんの物語。出版後80年経った今も輝き続ける歴史的名著が、初のマンガ化!

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