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2015/6/16 0:00

梅雨どきの嫌なにおいを撃退! 身近なものでできる消臭テク

ジメジメとした雨が続く、この頃。梅雨時に気になるのが、におい。
梅雨の敵、嫌~なにおいを、身近なものでシャットアウトできるテクをご紹介。

 
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靴の除湿に新聞紙が効果大!

 

外出中、雨が降り出して足元がびしょ濡れ。濡れた靴を放っておけば、においはもちろん、カビや傷みの原因に……。もしも、革靴が濡れてしまったときは“拭き取り、よく乾かす”ことが重要。そして、乾かすために大活躍してくれるのが、新聞紙だ。新聞紙は水分を吸収する効果があるため、靴の中に除湿にもってこいなのだそう。

 

まず、乾いた布で素早く水気を拭き取ったあと、丸めた新聞紙を靴の中に。さらに、風通しの良い場所で3日を陰干しをして乾かせば完璧! 除湿効果の高い新聞紙を入れたとはいえ、陰干し期間は3日は必須。じっくり乾かすことが、お気に入りの靴ににおいを発生させないためには大切なのだとか。ちなみに、革靴の場合、素早く乾かしたいからといってドライヤーを使うのはNG。革を傷めてしまう原因になるそう。

 

 

コーヒーの残りかすが、脱臭剤に!

 

足は1日にコップ1杯分の汗をかくと言われている。そのため、靴の中は湿気が溜まりやすく、湿度の高い梅雨時は特に蒸れ蒸れ状態に。靴の中が蒸れると、雑菌が繁殖し、それが嫌~なにおいを発生させるそう。

 

靴の消臭&におい予防には、水に濡らして固く絞った布で靴の内側についた汗や皮脂をよく拭き、風通しのよい場所に収納することがマスト。
それでも、染みついてしまったにおいはどうすればいいのだろう? そんなときに、木炭が活躍してくれるというはよく知られているが、実はコーヒーの残りかすにも同様の効果があるのだとか! コーヒーを抽出したあとの残りかすをよく乾燥させて、お茶パックなどの通気性のよい袋に入れて靴の中に入れておけばOK! コーヒーには、木炭と同様ににおい成分が吸着する性質があるため、嫌なにおいを取り除いてくれるのだ。

 

 

プラスチック容器の消臭には、大根おろしが効く

 

食べ物を保存するプラスチック製の密閉容器ににおいがしみついてしまった……ということも、よくある。プラスチックは傷が付きやすく、その傷部分ににおいが染み込みやすい。そのため、洗いの残しがあるとすぐにおいがついてしまうのだ。
洗っても取れないそのにおいの消臭に一役買ってくれるのが、なんと、大根おろし。においのついた容器に、大根おろしをひたひたに入れて1時間以上置いておくと、大根に含まれる酵素が雑菌を分解。すると、不思議とにおいが消えている! あっ、くれぐれも、その大根おろしは食べないようにご注意!!

 

気になるにおいに、ぜひお試あれ!

 

 

(文・カキヌマヨウコ)

 

【文献紹介】

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新品みたいに長持ち!お手入れの教科書
著者:阿部絢子
出版社:PHP研究所

せっかく手に入れたお気に入りのモノ。いつまでもきれいであってほしいですよね。モノの寿命は、お手入れ次第で変わります。少しの手間をかけるだけで、まるで新品みたいな状態がずっと長く続きます。それに、きちんとお手入れされたモノと暮らす人って、とても素敵。本書では、スーツやコートなどの衣類から、靴やアクセサリーなどの服飾品、鍋や食器などのキッチン用品、ソファや冷蔵庫などの家具・家電、フローリングの傷や壁くぎ跡などの住居、ぬいぐるみやボールペンなど雑貨まで、さまざまなモノのお手入れの仕方を集めました。一家に一冊あれば、家じゅうを長持ちさせることができます。モノの材質や仕組み、繊維の特製などを理解し、ちょっぴり科学的な技術と、ほんの少しの手間をかけて、エコでおしゃれな暮らしを始めましょう。

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