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2018/4/12 13:30

「GetNavi 2018年4月号」――献立を教えてくれる冷蔵庫から愚痴を聞いてくれるアプリまでAI最新事情

 

家電のAI化で注目は「冷蔵庫」

便利な家電が出て来ているのは知っているけど、結局使いこなせないじゃん? と思ってしまうのですが、家電コーディネーターの戸井田園子さんによると、今後の進化を期待しているのは「冷蔵庫」なんだとか。すでに発売されているシャープのプラズマクラスター冷蔵庫(SJ-GX55D)は、本体に無線LAN機能が搭載されており、献立の提案などを音声や画面で案内してくれるんです! それだけでもすごいのに、さらに進化するってどういうこと?

 

「今回取り上げた冷蔵庫ができるメニュー提案や情報提供だけでなく、食材の在庫管理・賞味期限管理から補充というサービスをAIとIoTで完璧にこなしてくれれば、食品をムダにすることもなくなるはずです!」

(『GetNavi 2018年4月号』より引用)

 

すごすぎる……!

 

他にも、マッサージチェアに搭載されたAIが、筋肉の形やコリ具合を分析し最適なマッサージをしてくれるものだったり、間取りや汚れ具合を自ら学習してくれるロボット掃除機だったり、昔教科書でみた近未来がすぐそこまできているんですね!

 

 

ロゴデザインもAIが作る!?

生活だけでなく、仕事でもAIが活用されるシーンが増えてきました。プレスリリース等の文章校正をAIが行なったりするのはすでに法人向けにサービス化されており、もしかしたら「もう使っているよ!」なんて方もいるかもしれませんね。

 

「うちの会社にはデザイナーがいなくてね」という方にオススメなのが、Brandmarkというサービスなのですが、これはロゴにしたいネーミングと関連するキーワードや色を入力するだけで、AIに学習させた膨大なロゴデザインから、条件にあったロゴを無料で提案してくれるんです(ダウンロードは有料)。私も実際に使ってみましたが、「これでデザイナーいらないわ!」とまでは現時点でなっていませんでした。アイディアを広げるツールとしてはすごく使えるので、デザイナーさんに依頼する前に「こんなロゴをイメージしているんですが」と伝えるのに便利そうだな〜と思いました。

 

仕事取られるし「AIきらい!」と拒否するのではなく、自分の脳みそを手助けしてくれるツールとして活用していけるとすごく良さそうですね。

 

■Brandmarkhttp://brandmark.io/

 

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