本・書籍
2018/4/24 13:30

こんな検定があったのか!「イルミネーション検定公式テキスト」を読んでイルミネーションについて勉強してみた

世の中にはいろいろな“検定”があります。漢字検定や英語検定などは、一般的によく知られています。

 

そのほかにも、世界遺産検定やアロマテラピー検定のような実用的なものから、鉄道ファンが腕試しのつもりで挑戦することが多いという時刻表検定まで、そのジャンルは多種多様です。

 

 

興味津々、イルミネーション検定

イルミネーションのある街並みといえば、カップルの定番デートスポットです。東京の「丸の内イルミネーション」や、神戸の「神戸ルミナリエ」は人気ですし、最近は家の庭や壁に手作りのイルミネーションを作る人が増えています。

 

イルミネーションは私たちの暮らしに身近なものですが、そんなイルミネーションの知識を問う“イルミネーション検定”、通称イルミ検定という検定があることを知りました。

 

2017イルミネーション検定公式テキスト2級・3級」(夜景観光コンベンション・ビューロー・著/刊)は、受験生をターゲットにした公式テキストです。このような本が発売されるくらいですから、結構な受験生がいるとみていいでしょう。

 

 

どんな人が受験するの?

さて、このイルミ検定、いったいどんな人が受験するのでしょうか。公式ホームページによると、

 

・イルミネーションや夜景が好きでもっと楽しみたい方

・イルミネーション業界や観光業界への就職を目指す学生や社会人の方

・イルミネーションに関わる知識・見聞を広げたい方

・エンタテインメント、展望台、ホテル、自治体等の業界に従事している方

 

…などが対象のようです。

 

本書に記された運営事務局の丸々もとおさんのコメントによると、「イルミネーション分野を担う人材はまだまだ少ない」「本検定を通してより多くの有能な人材の輩出を目指し」たいとあります。事務局の気合いが感じられます!

 

もちろん、イルミネーションにとにかく興味のある方も大歓迎のようです!

 

どんな問題が出るの?

イルミ検定には3級と2級があります。3級が初級編で、イルミネーションの魅力をはじめ、日本各地のイルミネーションの知識など、基本的な知識を学ぶことができるというものです。

 

一方、2級は中級編。イルミネーション商材の知識や、施工や維持管理の方法など、3級で学んだ内容をより深めた問題が出題されます。

 

試験時間は90分で、検定の公式ページ(http://illumikentei.jp/)にアクセスし、インターネット上で受験する仕組みです。100問を回答し、正解率80%が合格ラインとあります。ただし、年度によって合格の点数は変動するようですが、80問前後を正解しなければならないとなれば、なかなか合格へのハードルは高い印象ですね。

 

 

イルミの知識でモテモテに!?

公式ホームページによると、問題は順番の入れ替えなどはあるようですが、受験の都度同じ問題が配信されるそうです。

 

テキストで紹介されているのは、イルミネーションの用語集から、全国の有名スポット、そして家庭に設置するときの施工の仕方までいろいろです。これらを徹底的に頭に叩き込むのが合格のカギです。

 

デートのときにイルミネーションを見て、「きれいだな~」と思うだけでは、ちょっと味気ないですよね。さりげなくイルミの知識を彼女に披露したら、「すご~い! 詳しい!」と、モテモテになれる…かもしれません!

 

イルミネーションに関心のあるあなた! ぜひ、挑戦してみてはいかがでしょう?

 

 

【書籍紹介】

2017イルミネーション検定公式テキスト2級・3級

著者:夜景観光コンベンション・ビューロー
発行:夜景観光コンベンション・ビューロー

日本独自の鑑賞文化として全国で発展し続けるイルミネーションの世界。本検定は、私たちを魅了してやまないイルミネーションの魅力を知り、その知識を深めていただこうと、夜景検定の姉妹版としてスタートしました。全国各地のイルミネーション情報だけでなく、歴史・演出・技術等あらゆる側面の知識を習得することで、エンタテインメント業界での活躍を後押しするものです。趣味としてイルミネーションを楽しみたい人や、観光関連企業へ就職を目指す学生はもちろん、様々な観光分野のエキスパートの方まで、「イルミネーション鑑賞士」として人生を明るく輝かせてみませんか?

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