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2018/5/17 6:00

【今日の1冊】マジ卍で成果が上がる4つのテクニック―『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』

学歴、就職、年収、肩書き。
集中力のレベルが、そのまま人間の序列になります。残酷な真実です。

 

あなたの人生は、まだ手遅れではありません。『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか? 「成功する人」が持っている目標実現のスキル52』(千田琢哉・著/学研プラス・刊)を読めば、今日からでも人生をやり直せます。

 

休憩する代わりに、別の仕事をやる

他人に定められた休憩時間には、休憩を取らないことだ。休憩時間には、休憩をするのではなく別の仕事をやるのだ。

(『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』から引用)

 

「休まずに働く」という意味ではありません。休息するタイミングを変えることによって、生産性を高めるテクニックです。

 

他人が休んでいるときに、自分は働く。仕事が早く終わります。定時の昼休みは「押しつけられたもの」です。リズムが乱れます。それよりも、仕事にひと区切りつけたあとの「自発的な休憩」のほうが、短時間でリフレッシュできます。

 

生産性が高い人は、仕事Aに行き詰まったら、気分転換がわりに仕事Bにとりかかります。集中(没頭)を切らしてしまうくらいなら、息切れしないように走り続けて、ゴールしたあとに疲れ果てるほうがマシという考え方です。

 

 

集中しやすい環境づくりとは?

平社員である自分の机では窮屈で集中力が保てず、悩んだ挙句に組合の会議室を選んで、そこで仕事に没頭していた。そこだと静かで集中できたうえに、役員室のように広いため快適だった。

(『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』から引用)

 

『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』の著者は、独自のノウハウによって、新入社員にもかかわらず成果を出していました。先輩社員から「卑怯だぞ!」と注意されたそうですが、負け惜しみにすぎません。

 

騒がしい場所よりも、静かな場所のほうが集中できます。場所えらび(陣立て)は、競争で勝つためには欠かせないものです。

 

たとえば、勤務先の近くに「陣立て」すべきです。通勤で疲れにくいため、万全の体調でいられます。おなじ能力ならば、すぐに駆けつけられる者のほうが出世競争において有利です。

 

仕事がデキる人、能力が高い人が陥りがちな罠があります。それは「知的好奇心」。集中力を妨げるものです。

「好奇心」がもたらす害について

好奇心旺盛と聞くと、あちこちに手を出すことだと勘違いしている人が多い。(中略)本物の好奇心とは、一途なことだ。

(『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』から引用)

 

「好奇心が旺盛」といえば聞こえは良いですが、ただの浮気者にすぎません。男女ともに、浮気症の人は信用してもらえません。一途(いちず)であり続けることが、一流になるための条件です。

 

革製品は、おなじものを何十年も手入れして磨き続けることにより、すばらしい味わいが生まれます。ひとつのものに思いを注ぎ続けること、すなわち集中力こそがオンリーワンの魅力になるのです。

 

「締め切り」で苦しまないための思考法

仕事は、締め切りまでの期間が短いからしんどいのではない。他人が決めた締め切りを守らなければならないと思っているから、しんどいのだ。

(『集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?』から引用)

 

期限や締め切りは、わたしたちを「束縛」しています。不快なイメージですが、それは「他人から押しつけられた束縛」だからです。

 

締め切りを自発的に決めることは、誓約と言い換えることができます。誠実であることを「誓う」おこないは、気持ちが高まります。けっして不快ではないはずです。

 

集中する→仕事が早く終わる→スケジュールに余裕ができる。他人が決めた「締め切り」を前倒しできるようになれば、マイペースに仕事ができます。リラックス度が高まるので、さらに仕事のクオリティが向上します。

 

時間や気持ちに余裕があれば、新しいことを学ぶ意欲が高まります。集中力を高めれば、得することばかりです。お試しください。

 

【書籍紹介】

 

集中力を磨くと、人生に何が起こるのか?

著者:千田琢哉
発行:学研プラス

仕事、勉強、人間関係、そして恋愛…。20代のカリスマ・千田琢哉が大手損保勤務時代、そして経営コンサルタント時代にビジネスエリート3300人から学んだ集中力の磨き方。成功者すべてが実践し、見事に成功をつかんだ「集中の鉄則」を本書で公開する。

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