自分を低く見積もらない
人は自分の考えを、それが自分のものであるからという理由で無雑作に捨てている。
(『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』から引用)
エマソンは「自分に価値があるのか?と心配することは無価値である」と述べています。たとえ意識しなくても、自己肯定を積み重ねてきたからこそ、あなたは生き残っているのです。
ほかにも、エマソンは「自然に出てくる行為がいつも1番良い」と述べています。頭のなかに浮かんだことが、あなたのやるべきことです。「自分の考え」に逆らってはいけません。空腹を感じたら食べるのが1番良い。疲れたら眠るのが1番良い。お金が欲しくなったら働くのが1番良い。自分の思うままに行動することが、健康と成功の秘訣です。
遅ければ遅いほどリターンは大きい
努力はいちいち報いられる。
その報いが遅ければ遅いほどそれだけ君には得なのだ。
複利には複利がついていくのが、この世の習いなのだから。
(『エマソン 自分を信じ抜く100の言葉』から引用)
複利とは、利子によってさらに利子が増えることです。努力が報われない期間が長いほど、複利によって成功報酬は膨れ上がっていきます。3か月後よりも1年後。3年後よりも10年後。有形・無形にかかわらず、じっと耐えた時間が長いほど利子は積み上がって、大きなリターンを得られます。
エマソンは「偉大な人ほど平凡な1日をマジメに過ごす」と述べています。理想の生き方をしたければ、ひたすら「自己信頼」を心がけるだけ。簡単です。お試しください。
【書籍紹介】
エマソン 自分を信じ抜く100の言葉
著者:中島輝
発行:朝日新聞出版
「すべての人生が実験なのだ。実験すればするほどうまくいくようになる」──今もなお、アメリカの成功者の多くが影響を受ける19世紀の思想家エマソンの名言を人気セラピストがわかりやすく解説。読めば勇気と自信が湧いてくる!