本・書籍
2019/3/21 6:00

部屋が片付くと、性格まで変わる!? リバウンドしない片付けの方法とは?

半年ぶりくらいに会った友人たちに「なんかつるちゃん、合理主義者になったね」と言われました。こう聞くと悪口のように聞こえますがそういうことではなく(笑)、今まで「無駄こそ正義!」と思ってあれこれつまみ食いのように生きていた私が、最近迷いがなくなっている…と驚かれこのように言われたのです。

 

その背景に何があるのか、私を変えたのは何か、それは『片付け』です。

 

話題の「KonMari〜人生がときめく片付けの魔法〜(Netflix)」を年明けに見て以降、様々な片付け本を読んでいくうちに、部屋がスッキリして、性格までスッキリしてきたのです。

 

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました』 (なぎまゆ・著/KADOKAWA ,メディアファクトリー・刊)はそんな中で読んでいコミックエッセイ。もともと片付けられなかったなぎまゆさんが友人たちとの片付けをどう「工夫」したかが綴られていました。今回は「いろんな本を読んだけど、また散らかっちゃう!」という人にこそ知ってもらいたい、リバウントしない片付けの方法をお伝えします。

 

 

「片付ける」と何がいいのか?

これはあくまで私の体験なのですが、部屋の片付けができるようになると、「どこ」に「何」があるのかが明確になることで、探したり、迷ったり、考えたりする時間が圧倒的に少なくなります。

 

また、全てを把握することで部屋のサイズ(容量)も知れるので、「私はこの部屋に対してモノが多すぎたな」とか「いつも足りないって思っていた理由はここか!」など、まるで謎解きのように自分に足りているモノ、不足しているモノが理解できるようになったのです。ちなみに、なぎまゆさんの書籍の中でも片付けた後、友人が以下のように語っていました。

 

今 思い返してみれば

あの片付けをする前の部屋は細かいことを何度やってもすぐ元通りになってたもん

全部リセットするのはすごく勇気や体力が必要だったけど

そのおかげで今 細かい配置や収納をブラッシュアップする余裕が出来たんだよ

(『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 』より引用)

 

片付けをやるまで・やっている最中は正直つらいんですけど、乗り切った後の人生は本当に変わります(笑)。

 

とことん向き合って片付けられると「もうあんな大変な思いはしたくない」と思うのか、今のところリバウンドもしていません。たまに床にゴチャっと置いちゃったりしますが、「いけない、いけない」と翌朝には元の場所に戻そうという気持ちが不思議と働きます。

 

そんなことを繰り返していくうちに、日々の中でも迷う時間が減っていき、好きなことは好き、嫌いなものは嫌いと言えるようになり、生活の中での「いる」「いらない」も仕分けられるようになったのです。

 

これは「ときめき」を基準にした「KonMari〜人生がときめく片付けの魔法〜(Netflix)」の影響を大いに受けているのですが(笑)、びっくりするくらい感覚が変わってくるんです。同じ思いをしている人いませんか? 本当、誰かと「スパークジョイやばいよね〜」話をしたいです!!

 

 

片付けに必要なのは、「捨てて収納し直す」だけ

とは言っても片付けをやるまでがね…と腰が重い方も多いでしょう。私もそうでした! でも、やるまで・やっている最中に時間がかかるだけで、やることは本当に単純なのです。

 

片付けとは

「使えない物」と「使わない物」を徹底的に捨てて

収納し直すことである

(『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 』より引用)

 

実際に、部屋の片付けは2〜3時間では終わりません。『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 』でも2名の方が出てきますが、それぞれお手伝いの人も呼んで複数人でも2日ほどかかっています。

 

時間のかかる作業なので「あぁ〜逃げたい」と別なことをしたくなるのですが、逃げずに片付けが終わるまでその場から動かないというルールだけを設けて、目の前にあるものをひたすら仕分けて、完了させることが大切です。「仕分け」と「収納」は同時進行でやると混乱するので、まずはいる・いらないの「仕分け」、それが終わったら「収納」とするのがオススメとのことでした。

 

 

リバウンドしないためには、「自分らしい」収納方法で

「仕分け」た後にどう「収納」するかは、自分の性格を理解して決めるのが良いそうです。洋服であればハンガーがいいのか、畳んで収納するのがいいのか、本であれば本棚に見えるように入れるのか、机の上に並べるのか、などなど自分の生活環境に一番フィットする方法を見つけるのが良いとのこと。

 

「自分らしくと言ってもなぁ…」と思う人も多いかもしれませんが、「仕分け」をした際に部屋の容量を把握できているので、「収納」する際には自分の脳内で整理できるようになっています。これができたらもうリバウンドはなくなります!

 

ある種の片付けブームになっている昨今ですが、片付けの手法や本に掲載されている通りにやるのが正解ではありません。「自分ならどうするのが片付けやすいのか?」を考えながらアレンジしていくことで、リバウンドを防げます。

 

個人的なオススメとしては、「KonMari〜人生がときめく片付けの魔法〜(Netflix)」を見てから、『「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました 』を読んで自分にもできる! と自信をつける方法です(笑)。なんとなくで終わっている方にこそ、ぜひ試していただきたいと思います!! 人生のうちに本当に一回でいいので、片付けられればいろんなことがスッキリします。次の週末、ぜひお試ししてみてはいかがですか?

 

 

【書籍紹介】

「ちゃんとしなきゃ!」をやめたら 二度と散らからない部屋になりました

著者:なぎまゆ
発行:KADOKAWA / メディアファクトリー

足の踏み場もないほど物が溢れすぎている友人宅のお片付けレポを通して、整理整頓ができない理由、キレイな状態を続ける方法を解説! 元・片付けられない人だった著者がおくる、お片付け系実録コミックエッセイ。

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