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iPhoneテクニック
2016/10/5 14:41

部分的にフィルターをかけるのもお手のもの! 「Adobe Photoshop Mix」でインスタ写真が生まれ変わる

いまや世界で5億人以上のユーザーがいる「Instagram(インスタグラム)」。最近は、日本でも幅広いユーザーが使い始めている写真投稿SNSです。このコーナーでは基本的な使い方や、一歩進んだ活用テクニックを紹介します。

 

「Adobe Photoshop Mix」は、写真の合成だけでなく、トリミングや傾きの調整、フィルター加工などの基本的な画像編集にも対応しています。前回に引き続き、同ソフトを効果的に活用するテクニックをお教えしましょう。

 

■効果的な切り抜きを行う

アプリを起動したら、まず「マイプロジェクト」画面で「+」をタップし、新規プロジェクトを作成します。加工する写真を選んだら、「切り抜き」をタップして、切り抜く範囲を選択しましょう。iPhoneで撮影した写真は4:3の比率になっていますが、「3:2」や「16:9」などほかの比率を選ぶと、写真の印象が大きく変わります。

↑「マイプロジェクト」画面で「+」をタップし、「iPhoneから」→「カメラロール」で加工したい写真を選ぶ
↑「マイプロジェクト」画面で「+」をタップし、「iPhoneから」→「カメラロール」で加工したい写真を選ぶ

 

↑写真が表示されたら「切り抜き」をタップする
↑写真が表示されたら「切り抜き」をタップする

 

↑画面下部の写真の比率を選択すると、そのサイズで切り抜いた場合のプレビューを確認できる。写真の下にある分度器をなぞると、傾きを調整可能。編集を終えたら、画面右下のチェックアイコンをタップする
↑画面下部の写真の比率を選択すると、そのサイズで切り抜いた場合のプレビューを確認できる。写真の下にある分度器をなぞると、傾きを調整可能。編集を終えたら、画面右下のチェックアイコンをタップする

 

■色温度や露光量などの調整も可能

新規プロジェクトのトップ画面で「調整」を選択すると、写真を自動で補正する「自動修正」や、色温度、露光量、コントラスト、ハイライト、シャドウ、明瞭度、彩度の調整が行えます。適用したい効果を選択したら、あとは画面上のスライドバーを動かして調整しましょう。

↑ここでは「色温度」を選択。スライドバーのアイコンを右に動かすと赤っぽく、左に動かすと青っぽくなる
↑ここでは「色温度」を選択。スライドバーのアイコンを右に動かすと赤っぽく、左に動かすと青っぽくなる

 

↑編集を終えたら画面上部の「共有」アイコンをタップし、インスタグラムに共有しよう
↑編集を終えたら画面上部の「共有」アイコンをタップし、インスタグラムに共有しよう

 

■部分的にフィルターを適用すると印象的な1枚に

「効果」では、20種類のフィルター加工を施すことが可能。さらに、「範囲選択」アイコンをタップすると、画面をなぞった箇所だけにフィルターが適用できます。

↑新規プロジェクトのトップ画面で「効果」を選択し、適用したいフィルターを選ぶ。このまま保存する場合はチェックアイコンをタップする
↑新規プロジェクトのトップ画面で「効果」を選択し、適用したいフィルターを選ぶ。このまま保存する場合はチェックアイコンをタップする

 

↑部分的にフィルターを適用するには、「範囲選択」アイコンをタップしてフィルターを適用したい範囲を指でなぞる。「快調反転」をタップすると、なぞった箇所以外に適用される
↑部分的にフィルターを適用するには、「範囲選択」アイコンをタップしてフィルターを適用したい範囲を指でなぞる。「快調反転」をタップすると、なぞった箇所以外に適用される

 

この加工方法を使って、全体をモノクロ写真にして、目立たせたい部分だけにカラーを残すなど、いろんな工夫を凝らしてみましょう。