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大きなボケとシャープな描写が楽しめるコンパクトな大口径中望遠レンズ「フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 X-mount」

コシナは、フォクトレンダーの大口径中望遠MFレンズ「NOKTON 50mm F1.2 X-mount」を2023年9月に発売する。希望小売価格は110,000円 (税込)。

<2023.8.29> 発売日が2023年9月7日に決定。

NOKTON 50mm F1.2 X-mount

 

富士フイルムXマウント用の「NOKTON 50mm F1.2」は、APS-Cサイズセンサー対応のMFレンズ。35mm判換算75mm相当の画角を持つ。「NOKTON (ノクトン)」とは、フォクトレンダーレンズの中でも開放F値がF1.5以下の大口径レンズに与えられる称号で、これまでにXマウント用として広角レンズの「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical」、標準レンズの「NOKTON 35mm F0.9 Aspherical」と「NOKTON 35mm F1.2」が発売されている。

NOKTON 50mm F1.2 X-mount
専用ネジ込み式フード装着時

 

レンズ構成は、8群9枚。絞りの前後が非対称となるゾナータイプをベースにF1.2の大口径を実現した。異常部分分散ガラス2枚を含む全レンズが球面で構成されている。絞り開放では大きなボケを生み、絞りを絞ることでシャープな描写を発揮。絞りを変えることで幅広い写真表現を楽しむことができる。

絞り羽根は、ボケの形状に配慮した12枚構成で、1/3ステップのクリック付き。絞りリングの操作が絞り羽根の開閉に直結し、ダイレクトに操作できる。総金属製の鏡筒内でレンズ全群が繰り出されるマニュアルフォーカスの感触とともに、メカニカルな操作感を味わえる。

NOKTON 50mm F1.2 X-mount
付属の専用ネジ込み式フード

フォクトレンダー NOKTON 50mm F1.2 X-mount 主な仕様

マウント 富士フイルムXマウント
フォーカス マニュアルフォーカス
焦点距離 50mm (35mm判換算 約75mm相当)
レンズ構成 8群9枚 (異常部分分散ガラス2枚)
画角 32.5°
開放絞り F1.2
最小絞り F16
絞り羽根枚数 12枚
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 1:6.0 (35mm判換算 1:4.0)
フィルター径 φ58mm
最大径×全長 φ63.9×49.0mm
重量 290g
付属品 金属製ネジ込み式フード

※電気通信対応カメラ、ボディ内手ブレ補正対応カメラは、コシナのWEBサイトで確認できる。