機材レポート

今年の夏は「写真」と「音」で思い出を残そう! 「新型チェキ」は家族で楽しめるスグレモノだった

カメラって本当に進化しましたよね。デジタルになってから、後で明るさやコントラストを自由に変えられるし、なんなら背景まで消せちゃう。便利になって感動する反面、昔のフィルムタイプやポラロイドカメラのアナログ感を懐かしく思うときがあります。全然画像がクリアじゃないんだけど、そこに味があるというか、逆におしゃれというか。

そういえば、昔はチェキで友達と写真を撮ってたな~なんて思い返していたら、なんと“音声が撮れる新世代のチェキ”が発売されたという情報が!

▲2019年6月に発売されたばかりの新作チェキ「instax mini LiPlay(インスタックス ミニ リプレイ)」。価格はオープンだが、公式オンラインショップでの価格は1万8900円(税込)。

今回、その新しいチェキ「instax mini LiPlay(インスタックス ミニ リプレイ)」を、カメラ機材に関しては疎いけど写真を撮るのが大好きな筆者がたっぷり体験しましたので、その様子をレポートしてみたいと思います。さらに、ちょうど夏休み時期ということで、自由研究に何か応用できなか、いろいろな使い方を親子で考えてみました。

懐かしいのにハイテク機能搭載とか、新型チェキってば最高かよ!

こちらが手元に届いた新型チェキ「instax mini LiPlay」。手のひらサイズでデザインもかわいい。カバンに入れておいても邪魔にならないサイズだから、どこへでも連れて行けそうです。

そして、気になるのが右下の録音ボタン。今回の新作チェキ一番の推しポイントが、「音声が写真に記録できる」点なんです。

事前準備として、

・専用フィルムをセットする
・スマホ専用アプリ「instax mini LiPlay」をダウンロード(無料)する
・Bluetooth機能を使って、スマホとチェキ本体を接続しておく

この3つを済ませておきます。

まずは、普通のデジカメと同様にいろいろ撮影してみました。


▲フィルターで写真の雰囲気が変えられるし、ユニークなフレームが豊富だし、撮っていて本当に楽しい!

 


▲こんなおしゃれな写真も簡単に撮影できます。

 

実家のおばあちゃんに誕生日プレゼントを贈ろう

先日91歳の誕生日を迎えた私の祖母に、子どもたちの写真を送りたいな~と思っていたところだったので、新作チェキで音声入りの写真を撮って、プレゼントすることにしました。

「91」の人文字を作ってパシャリ。撮影した写真を選択したら、録音ボタンを押しながら「おおきいおばあちゃん、91歳おめでとう!」と音声メッセージを吹き込みます。

そして、「音付きプリント」を選択して、印刷ボタンを押すと……


▲じりじりじり…と聞き覚えのある音と共に、写真が少しずつ出てきた! ああこの感覚、懐かしい。白色から少しずつ画像が浮き出てくるのも、ノスタルジーの極みです。

 


▲こちらがプリントした写真。「9」にちょっと無理がありますが……。右下のQRコード(QRコードの場所は、プリント時に変えられます)をスマホで読み込むと、録音した音声が聞ける、という仕組みです。

離れて暮らしているから、なかなか直接声を届けることができないけど、これで携帯さえあれば、いつでも孫たちのかわいい声を届けられます(ただし、一部機種によっては音声が再生できない携帯もあるようです。また、録音データの保存期間は、サーバーへのアップから約1年間とのこと)。


▲同じものを何枚もプリントできるから、自分と贈った相手で同じ写真を共有できる点もうれしい。

ちなみに、音声を録音するには、スマホのアプリを立ち上げておく必要があります。うっかり忘れると……


▲こんな表示が出て慌てるのでご注意を。確実に音声をアップロードするために、スマホは近くにおいておくべしです。

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