若いころはライブ行ったな~、なんておじさん発言しちゃっている人いませんか? そんな人に向けて音楽をゆる~くたしなむ漫画家に、音楽ライブの魅力をルポってもらいました。フェス・オブ・フェス「フジロック・フェスティバル」に1日だけ参戦したニコさん。無心でライブを楽しむ覚悟を持った様子ですよ。
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担当編集がゆるっと解説します。
こんにちは。このマンガの担当・編集Tです。今年はどこのフェスも行けてませんが、一番行きたかったフェスは「FEVER OF SHIZUOKA 2018」ってやつ。…ということで、マンガに散りばめられた音楽用語やらを解説します!
「このマンガ描いてる人」
ニコ・ニコルソンいいます。3年前のフジ日記があったのでホムペをリンクしてみました。本連載には無関係ですが絶賛連載中の「アルキメデスのお風呂」、ニコさんにご提案が。陽子の親友・強子(好きです)の熱い話が好きだったんですが、強子が今まで相手したことないタイプであるA-PARCの誰かにどんどん心奪われていって中学生女子みたいに顔を赤らめて悶える展開…ないですか?
「私」
なぜ今フジロックの記事なん?っていう疑問について。えっと、あえて思い出してくれそうなこのタイミングを狙った的な? 遅くなってすみませんすみません、ニコさんにこってり絞られてますので、許してください(開き直り)…。
「ヘブン」
ステージのひとつ。FIELD OF HEAVEN、フィールド・オブ・ヘブン…が正式名称です。ステージ全体にフリーダムな雰囲気が漂っていて、リラックスした空気でライブを楽しめます。ちなみに私が初フジで見たステージは、ヘブンでの渋さ知らズオーケストラだったはず。本多工務店のテーマで踊っちゃいました…。
「カーラ・トーマス」
次のコマでも描いてあるけど、映画「ベイビー・ドライバー」で「え、これ最高じゃないか」になる曲「ベイビー」の人だったんすね。誰やねんって思ってすみません。普通にめっちゃ良きソング!
「ベイビー・ドライバー」
2017年の個人的ベスト映画! バカテクドライバーの愛と青春のカーチェイス・バカラブ・ストーリー!! 主人公は音楽を聴きながらデッドなドライビングをする(絶対マネしちゃダメ!)んですが、一発目のドライビングで流れた曲が偉大なるパンクバンド・ダムドの「ニートニートニート」。最&高以外に言うことはない。観て!
「ケンドリック・ラマー」
ケンドリックの出身地・カリフォルニア州のコンプトンは、伝説的なギャングスタ・ラップ・グループ「N.W.A」を生んだ街。かなりやべー地域だってことは、N.W.Aの自伝的映画「ストレイト・アウタ・コンプトン」で伺えます。これまた名作映画ね。
「M.A.A.D City のYawk! Yawk! Yawk!」
なんのことだろうと思ったら、これ曲のことなのね。M.A.A.D Cityって曲のワンフレーズで「Yawk! Yawk! Yawk!」って言ってる部分が「ニャー! ニャー! ニャー!」に聴こえるとのことらしいです。ギャーとニャーの中間らへんというかなんというか。
「ナサニエル」
また誰やねんって思いました…。ナサニエル・レイトリフさんってフォークシンガーのグループ「ナサニエル・レイトリフ・アンド・ザ・ナイト・スウェッツ 」を21時からフィールド・オブ・ヘブンで観たようですね。ケンドリックもグリーンステージで21時からだったから、想像以上にニコさん歩き回ってますよ。お疲れ様です。
「M本」
ニコさんの友人。目がバッキバキに見えるのは初フジで地獄の悪天候を味わっているからだと思うのですが、ご本人は疲れも感じていなかったんでしょうねえ。
「チャイ」
インドの紅茶。フジロックでは多国籍なフード・ドリンクがたっぷり楽しめます。チャイといえば、「NEOかわいい」を標榜しているバンド・CHAIも今年のフジに出演していましたね。
くどすぎる解説は続きます
絶対解説読んだあとにもう一回マンガ読んでくださいね!
「ゴアテックス」
きました、最強の防水素材! ノースフェイスなどアウトドアブランドのジャケットなどに採用されていますが、多少の雨なら本当にへっちゃら! シューズやハットでも採用されているもの多しです。フェスの装備は多少値が張ってもゴアテックスをおすすめします。しかし、あくまで防水なんで圧倒的な水量の前には…ね。
「フェスゾンビ」
楽しむあまり極寒のなかでもステージを離れずにゾンビ化してしまう人もいます。その末路の例。
私はフジでよく寝ます。
「テント」
描かれている通り、今年の2日目はけっこうやばかったようです。でもきちんと設置すれば意外に大丈夫なのでね。このテントくらいしっかりしていればさらに安心。あ、これ過去にTが泊まったやつです、自慢ですはい。
「民謡クルセイダーズ」
ラテンでファンクな日本のグループ(すみません、雑で…)。へー、日本各地の民謡を今っぽくアレンジしてんのね、ふむふむ。炭坑節をアレンジした楽曲が、最近アナログリリースされたみたい。
「アヴァランチーズ」
2000年にデビューしたオーストリア産アーティスト。アヴァランチーズを楽しみにしてる先輩は、たぶん私にとっても先輩な人。名曲置いておきます。
「ハナレグミ永積さんの『あした天気になれ』」
正式な曲名は「明日天気になれ」であることを、ここでフォローしておきます。これぞデキる編集者。
「オランダ娘」「フェス効果によるオープンマインド」
これ、めちゃくちゃあるあるです。海外の方も多く来られていて、ライブで一緒に盛り上がるなんてこと実際にあるんですよ。もしそんな場に遭遇したら、開き直って一緒に盛り上がるが吉です。
「まだつけてる」
これもあるある。チケットと引き換えのリストバンドのことですね。夢から覚めたくないので、丸1日はとれないですよ…。
「ディラン」
もちろんボブ・ディラン御大です。やっぱりギターは弾かなかったようですので、これ置いておきますね。別に興味ないわーなんて強がっていたけど、やっぱり観たかったかもしれません。
「シャトルバス」
会場から最寄りの越後湯沢駅まではシャトルバスが出ています。3日目はヘッドライナーを最後まで観ると激混みするので、早めに切り上げるかどうか悩む決まり。
「白い原稿たち」
白い恋人ならぬ。お疲れ様でした! やっぱりうらやましいぞちくしょー!来年はいく!
さてさて、音楽以外の情報が過多すぎる本企画でしたが、こんくらいのゆるい感じで皆様にもフェスやライブを楽しんでみてほしいです! そしてニコさんもこんくらいの温度で楽しんでるので、ちょこちょこ本連載をレポしていって頂こうと思います! ニコ先輩、勝手に宣言しておきましたので、よろしくお願いしますー。
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