ロックで飲んでももちろんおいしいが、日本人に馴染みが深い飲み方といえば、ジントニックことトニック割だろう。自宅でおいしくつくる技を、&SPIRITS ヘッドバーテンダー・中島大渡さんに教えてもらった。
酒の達人がすすめる、一度は飲みたい国産クラフトジン7選!北海道から鹿児島まで、各地の個性と素材が輝く一杯
【私がレクチャーします!】
&SPIRITS ヘッドバーテンダー・中島大渡さん
新宿生まれサイパン育ち。新宿ゴールデン街「民藝酒房 SUZUBAR」の店長兼バーテンダーを経て現職に。ラムコンシェルジュ。
【用意するもの】
● ジン ● トニックウォーター ● 柑橘(レモンやライム) ● 氷 ● グラス
【使用したジン】
アンドスピリッツ
ウィットリーニール ディスティラーズカット ロンドンドライジン
3300円
“英国で最も愛されているプレミアムジン”に3年連続で選ばれている、正統派のロンドンドライジン。柑橘の風味と土を思わせるスパイス感、苦みと甘みのバランスが心地よいまろやかな味。
■STEP 01
レモンやライムなどの柑橘を1/8にカットし、搾り果汁をグラスに入れる。生の果実がなければ市販のレモン汁でも代用可。
■STEP 02
氷は純度が高くて溶けにくい、市販品のロックアイスがベター。たっぷり入れて、グラスが冷えるまで数回混ぜる。
■STEP 03
ジンを注ぐ。トニックとの割合はお好みだが、アルコール度数が40%ならジンとトニックを1:4にすると8%になる。
■STEP 04
トニックウォーターは、炭酸ガスが抜けないようやさしく注ぐ。マドラーなどで氷を4〜5回持ち上げてなじませよう。
■STEP 05
柑橘のピールやハーブ、スパイスといった好みの飾りをあしらって完成。写真ではあえて3種使ったが、なくてもOK。
特別な材料は不要! お手軽ジンアレンジ
使うボタニカルによって様々な風味をもつジンは、アレンジの幅も広い。ジン入門にも適した、ふたつの飲み方を考えてもらった。
ジンのお湯割り
お湯が熱すぎると、アルコールの揮発性が高まり香りが刺激になりやすいので、約70℃がオススメ。温かいお茶でも◎。写真ではドライオレンジを入れているが、有無は自由だ。
ジンのお茶割り
中島さんも「意外に合うんですよ」と太鼓判。緑茶、ウーロン茶などお茶の種類は何でもOK。甘みのあるお茶とも合い、紅茶はフルーツティーのほうが合わせやすいとのこと。