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2017/5/22 16:50

脱・ハイボール派に最適な一本! 世界が注目するスーパープレミアムバーボン「ウッドフォードリザーブ」の魅力に迫る

「プレミアム」――高級、ハイランクなどの意味があり、食の世界では一般的な商品よりも高付加価値なものに冠せられることが多いですが、ウイスキーの世界も同様。特にバーボンでは「プレミアムバーボン」、「スーパープレミアムバーボン」と格付けされるクラスが存在し、いま世界的に脚光を浴びています。

 

ただ高級バーボンと聞くと、難しいように思う人もいるでしょう。しかしご安心を。格の違いがきわめてわかりやすいブランドが存在するのです。それが「」。今回はスター銘柄であるこちらにスポットを当てながら、世界中にファンを増やし続ける人気の秘密をお伝えしたいと思います。

 

 

↑ウッドフォードリザーブ。画像をクリックすると「アサヒショップ」の販売ページに移動します

 

【そもそもバーボンってなに?】

トウモロコシを中心に作られるウイスキーのひとつが「バーボン」

最初に、そもそもバーボンとは? というところからはじめましょう。これはスコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーなどと並び”世界五大ウイスキー“に挙げられる、アメリカンウイスキーの多くを占めるジャンルのひとつ。正式名称はバーボンウイスキーです。素材と製法で定義されており、トウモロコシを51%以上使用していること、内側を焦がした新樽を用いることなどが条件。

 

 

【ウッドフォードリザーブとは?】

フルーティでエレガントだけど、やさしいのが「ウッドフォードリザーブ」

さらにこだわって作られるのが、スーパープレミアムバーボンの「」。この特徴を、製造元であるブラウン・フォーマン ビバレッジス ジャパンのブランドマネージャー・奥村龍太郎さんに聞きました。

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「スーパープレミアムバーボンは、クラフトバーボンともいわれます。つまり職人によるハンドクラフト。熟成年数はスタンダードが通常3~4年、プレミアムが5~8年なのに対しスーパープレミアムは6~10年、またはそれ以上。さらに1本1本丁寧に作られるため生産数も少量となり、希少価値が高くなるのです」(奥村さん)

 

スーパープレミアムバーボンの味わいは、ミディアム~ヘヴィボディのリッチなどっしり系。ただし「ウッドフォードリザーブ」はパワフルな骨格を持ちながらも、きわめてまろやかな口当たりになっているのも魅力です。

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↑「ウッドフォードリザーブ」

 

「華やかでフルーティな香味があり、エレガント。それでいてやさしくスムーズなキャラクターを持ち合わせており、アレンジしやすいのも魅力といえるでしょう。その証拠に『オールドファッションド』や『ミントジュレップ』という、バーボンカクテルのベースに重宝されているのが『ウッドフォードリザーブ』なのです」(奥村さん)

 

 

長い歴史と革新で世界を牽引

現在、アメリカの大都市とイギリスのロンドンを中心にカクテルのブームが巻き起こっています。そこで最も飲まれているのが、先述の「オールドファッションド」。ゆえに、どのバーに行っても「ウッドフォードリザーブ」が置いてあるのだとか。

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↑「オールドファッションド」

 

一方の「ミントジュレップ」は、全米で屈指の知名度を誇る伝統的な競馬レース「ケンタッキーダービー」のオフィシャルドリンクとして非常に有名。同時に、このダービーのオフィシャルバーボンになっているのが、何を隠そう「ウッドフォードリザーブ」なのです。あまたの銘柄から選び抜かれた、由緒あるバーボンだといえるでしょう。

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↑「ミントジュレップ」

 

 

【ウッドフォードリザーブの製法】

ウッドフォードリザーブの製法はユニーク

ここから製法を見ていきましょう。一般的にウイスキーは穀物を発芽させ、モルトにする製麦からはじまります。ただ、アメリカンウイスキーはトウモロコシをメインに使うタイプが中心。それらを粉砕して「マッシュタン」という槽のなかで糖化させ、桶で発酵。そして蒸溜させ、樽熟成を経て作られます。

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↑一般的なウイスキーの製造工程

 

そして「」を語るうえで外せないのが、バーボンのなかでも珍しい伝統的な蒸溜方法。ランプのような形をした単式蒸溜器のポットスチルは、スコットランドや日本ではおなじみですが、実はバーボンでは稀有なこと。多くのバーボンは、近代的な連続式蒸溜器のコラムスチルで作られているのです。

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しかも、普通は初溜と再溜の2回ですが、「ウッドフォードリザーブ」はこのポットスチルで3回蒸溜を行います。バーボンで3回というのはとても珍しいのです。こうして磨き上げることにより、深みがありながらも、混じり気がなくクリアでやさしい味わいが生まれるのです。

 

数々の工程を積み重ねて生み出される「ウッドフォードリザーブ」ですが、実は熟成方法によってさらにふたつの商品に分かれています。ひとつは、”ディスティラーズセレクト”と銘打たれたエース的な存在の一般的な「ウッドフォードリザーブ」。そしてもうひとつは、熟成を終えたウッドフォードリザーブを専用のオーク樽でさらに12カ月熟成させた「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」です。

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↑「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」。2度目の熟成には、通常使用する樽よりも4倍の時間をかけてトーストしたホワイトオークの新樽を使用。キャラメルや、熟した果実を思わせる豊かな香りとまろやかな口当たり。そしてバニラやヘーゼルナッツに似た甘く深みのある味を併せ持っています

 

 

【ペアリング】

魅力をより実感できる楽しみ方を実践

では、実際に家で楽しむ際にはどんな飲み方で、どんなおつまみがマッチするのでしょう。そこで、奥村さんにオススメのペアリングを聞いてみました。「」と「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」、それぞれレシピをふたつずつ紹介します。

 

その1/「ウッドフォードリザーブ」オンザロック×赤身肉ステーキ

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あえて脂の少ない赤身肉をチョイスし、レアのステーキに。リッチでありながら、やさしくまろやかな「ウッドフォードリザーブ」の味わいが絶妙にマッチします。

 

その2/「ウッドフォードリザーブ」オンザロック×パルミジャーノ・レッジャーノチーズ

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豊かなボディ感と、フルーティでエレガントなのも「ウッドフォードリザーブ」の魅力。チーズに対しての赤ワイン的なマリアージュを生み出します。飲み方はストレートでもまた格別!

 

その3/「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」オンザロック×ドライクランベリー

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ダブルオークドの果実味は、熟したレーズンやブラックベリーを思わせるダークフルーツ系のフレーバー。その香味をより印象付けてくれるのが、フルーティな酸味を持つドライクランベリーです。

 

その4/「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」オンザロック×ビーフハンバーグ

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肉好きの人は、あえてステーキではなくハンバーグを合わせるのも一興。ただし、素材はポークよりもリッチな旨味の凝縮したビーフがベター。ワイルドなお肉の味わいを、どっしりとしたテイストのダブルオークドがしっかりと受け止めます。

 

 

【まとめ】

今回はバーボン全体の話から、立ち位置、製法、レシピと、様々な角度から「ウッドフォードリザーブ」を紹介してきました。価格は「ウッドフォードリザーブ」が約5200円、「ウッドフォードリザーブ ダブルオークド」が8000円と、決して安い買い物ではありませんが、ハイボールから一歩踏み出してウイスキーの世界を知りたい人には最高の銘柄です。

 

 

一方で、ウッドフォードリザーブは贈り物に最適なウイスキー。父の日やお中元など、日ごろお世話になっているあの人へのギフトにいかがでしょう。日本ではまだそれほど知られていないかもしれませんが、海外では絶大なる人気を誇る銘酒。その深いストーリーを添えながら、感謝の気持ちを伝えるのもオススメですよ。

 

【URL】

」(販売サイト)

 

撮影/石上 彰