成城石井にはいろいろなおいしいものがあふれていますが、私が食品のなかでもっとも頻繁に購入しているのがパン類です。一時期、成城石井のパンにハマって毎日のように食べていたので、私にとって成城石井はベーカリー店といっても過言ではありません!
食べたら病みつきになる変り種のクロワッサンとは?
一番人気の「ホットビスケット」や「パン職人のこだわり湯種食パン」、ティンカーベルの「たまごパン」と種類も豊富で迷いますが、個人的なイチオシは「沖縄産黒糖ときな粉のクロワッサン」。これが本当に絶品! きな粉とクロワッサンって、かなり珍しい組み合わせですが相性抜群なんです。
一口頬張るときな粉の上品な甘さと香ばしさが口の中に広がって、あとからクロワッサンの発酵バターのうまみとコクが追いかけてきます。和と洋、質の違ったおいしさが渾然一体となって本当に幸せな気分! きな粉がかかっているので、クロワッサンの皮のぼそぼそとした食感もなく、それでいてムギュッというクロワッサンの噛み応えはそのまま。このコンビの相性は亀山くんと右京さん以上です(?)。
価格は6個入りで431円(税込)というのもリーズナブルでうれしいところ! 1個がかなり大きく、2個ほど食べたら結構な満足感があります。このきな粉クロワッサンをさらに美味しくするちょい足しアイテムが黒蜜! オーブンで少しきな粉クロワッサンを温めてから黒蜜をとろっとかければ、きな粉の粉っぽさもなくなり、ジュワッと甘みが染みてきて最高。大げさなようですが、人生でこの一口目の幸福感を超えるパンにはまだ出会っていません。
さっぱり派の人には「カンパーニュ」がオススメ!
きな粉クロワッサンは甘系のパンですが、主食用の甘くないパンでイチオシなのが、「アーモンドと胡桃のフランス産全粒粉カンパーニュ」です。あらかじめスライスしてあって食べやすく、ちょっとかじると口の中がアーモンドと胡桃の香ばしさでいっぱいになります。しかも、小麦の味もしっかり感じられて、飲み込んでパンがなくなったあとも小麦の甘みとうまみの余韻が長く残ります。こちらはシンプルだけど、ほっとする味。じんわり美味しいと思えてきます。
同じカンパーニュにレーズンやいちじく入りのものもありますが、生ハムとクリームチーズを乗せたいときは、この「アーモンドと胡桃のフランス産全粒粉カンパーニュ」。クリームチーズのコク、生ハムの直接的なうまみと塩気、ナッツの香ばしさ、そのすべてを受け止めるフランス産全粒粉の強さ。このハーモニーは別格です。ぜひお試しを!