餃子は全国に様々ありますが、ここでは「厚皮の餃子」の名店を紹介します。「華興」は1948年に中華料理店として創業。池袋の餃子スタジアムの人気投票で1位に輝いたり「北区の名品」に選ばれたり、その実力は確かな厚皮餃子の名店です!
まるで小籠包のような 肉汁がたまらない!
華興
東京都北区滝野川6-9-11
【月、水〜金】11:00〜15:30、17:00〜23:00
【土日・祝日】11:00〜23:00
定休日:火曜日
戦後の物不足から生まれた甘味と旨味豊かな人情餃子
東京の北区・滝野川に、戦後すぐのオープン以来半世紀以上愛される「華興」があります。名物は創業時から変わらない「華興餃子」をはじめとする、多彩な餃子の数々。どれももっちりとした厚い生地と肉汁たっぷりの餡が魅力で、1週間で約2500個が売れます。
皮が厚い理由はふたつ。ひとつは、具の野菜を搾らずに、生でたっぷり入れるには厚さが必要だったからです。そしてもうひとつは、物資が不足していた創業当時は機械がなく、手作りだったからです。現在は工場への特注ですが、いまも伝統の厚皮を職人が再現しています。そして具の中身も変わりません。
食糧難のなかで、比較的価格と味が安定していた玉ねぎを現在も使用しています。さらに、今はやや高価な豚のカシラ肉を一部に使い、脂質が少なく味は濃いこの部位によって、甘味と旨味の豊かな餃子が生み出されています。通販もしているので、ぜひ無二の絶品餃子を試してみてください。