食の世界で「クラフト」が定着しつつある昨今。お酒では、特にクラフトビールやクラフトジンがトレンドとしてもてはやされています。ただ世界のバーシーンをリードするロンドンやNYでは、クラフトカクテルが沸騰中。流れは東京にも来ていて、このムーブメントを気軽に体験できるイベントが、都内各所で限定開催されています。初日の潜入レポートとともに、オススメのバーも紹介していきましょう!
名店の一杯をカジュアルにホッピングできる!
イベント名は「東京カクテル7デイズ 2018」。2017年に第1回が開催され、今回で2回目となります。内容は、カクテルパスポートを片手に、人気店をホッピングして楽しめるというもの。メイン会場は「明治神宮前<原宿>駅」が最寄りのVILLAGE(エコファームカフェ632)です。
VILLAGEは本日まで。ただ、それ以外では5月27日(日)まで、都内66店舗のバーで計246種類のクラフトカクテルを、特別価格で楽しめます。パスポートは事前にネットで購入する方法がありますが、こちらは5月19日まで。20日以降は当日券ということで、VILLAGEや参加店舗のバーで直接4500円を支払う形となります。
メイン会場は本日となりますが、ここでは提供される16以上のカクテルから8カクテルが無料で楽しめるのでなるべく足を運びたいところ。参加ブランドは、BACARDI, BEEFEATER, CAMPARI, GLENMORANGIE, GREY GOOSE, HENDRICK’S, HENNESSY, TUMUGIという、そうそうたる顔ぶれです。
66ものBARから気鋭の新店をピックアップ!
ここからは、参加店での楽しみ方をご紹介。パスポートを提示することで、期間限定のオリジナルカクテルを特別価格1000円で注文することができます。なお前述しましたが、カクテルパスポートは各店でも直接購入でき、カクテル1杯分の無料クーポン付き。ということで、66のバーのなかから比較的に新しめの3店舗をご紹介しましょう。
その1:恵比寿「Bar Triad」(バー トライアド)
恵比寿の人気店「Bar Tram」「Bar Trench」に続く新店として2017年にオープン。2フロア制になっており、まるで隠れ家のようなエントランスをはじめ、遊び心が随所に。期間中は昼、夕方、夜と各時間帯をイメージしたカクテルを提供。
その2:銀座「Salt grill & tapas bar」(ソルトグリル アンド タパスバー)
オープンから1年以上経ついまも話題の絶えない「GINZA SIX」の6階にビルトイン。オーストラリアのスターシェフ、ルーク・マンガン氏が手掛ける、ハイセンスなグリル料理とタパスが味わえます。レストランバーである強みを活かしたフォンドヴォーがベースのカクテルなどが強みですが、今回は海外のレストランやホテルのドリンクをイメージしたカクテルを考案。
その3:中目黒「PAVILION」(パビリオン)
個性的なショップが軒を連ねる「中目黒高架下」のなかでも異彩を放つ、LOVEとARTがテーマのレストラン。ゲストを五感で刺激する世界観と美食にあふれ、フードの真骨頂は窯焼き料理とお酒とのペアリングとなっています。イベントでは同店ならではのARTなカクテルを4種用意。ヴィジュアルでも楽しめる内容になっています。
日本ではまだ珍しいかもしれませんが、冒頭で触れたように海外ではバーホッピングのイベントも日常的。またプロのバーテンダーが作るカクテルは、パフォーマンスやお酒のヴィジュアルはもちろん、圧倒的においしいことが魅力です。これを機に、ぜひ奥深いクラフトカクテルの世界に足を踏み入れてはいかがでしょうか!
【SHOP DATA】
Village(メイン会場)「エコファームCafé 632」
住所:東京都渋谷区神宮前6-32-10
開催日時:2018年5月18日(金)~20日(日) 3日間限定 16:00~21:30まで
バーホッピング対象都内66店舗
2018年5月18日(金)~27日(日)
渋谷、恵比寿、新宿、六本木、池袋、などを中心としたバー&レストラン ホテルバーなど