日本全国津々浦々、各都道府県のオススメ食材を紹介する【ご当地グルメ&おつまみショー】。今回は香川県のご当地食材をご紹介。今では「うどん県」とも呼ばれる香川県ですが、実はうどんだけじゃない香川ならではの名物を、自信をもってお届けします!
[1品目]
自宅でカンタンに讃岐の味! 醤油うどんの万能選手
鎌田醤油
讃岐うどん醤油
香川のご自慢グルメはうどんだけじゃない、けれどもやっぱりうどんは外せない! ということでまずはうどんをひき立てる逸品を。こちらの「讃岐うどん醤油」は、地元の醤油メーカーがしょうゆうどん用に開発しただし入り醤油です。地元産の本醸造醤油に、さば節・かつお節・こんぶだしがたっぷりと入っています。大根おろしといただく「ぶっかけうどん」にも、さぬきうどんブームの火付け役ともなった「釜玉うどん」にも使えるうどん専用の醤油です。
販売元の坂出市・鎌田醤油は、フランス革命が起きた1789年(寛政元)創業の老舗醤油メーカー。古くからの醤油作りの伝統が生きている本品は、うどんとのからみもよく、おろし大根や生卵との相性もいいしっかりとだしの効いた深い味わいのだし醤油です。
内容量は鮮度を考えた200mlとなっており、口栓付紙パック仕様。口栓は液だれしないよう設計されていて、何度使っても液だれで容器が汚れることがありません。価格は257円(参考価格)。
[2品目]
噛むほどに豆の甘みがジュワ~! 大きな金時豆がごろごろ入った懐かしの味
白十字製菓
たっぷり豆パン
香川のスーパーで当たり前のように見かける「豆パン」。全国でも売られていると勘違いしている香川県民も多いようですが、コレ、実は香川県ならではの郷土グルメなのです。
白十字製菓の「たっぷり豆パン」は、国産金時豆が100%使用されており、その名の通りパン1個に大きな金時豆が30個以上ちりばめられています。金時豆を甘く柔らかく煮込んでおり、まるで和菓子を食べているかのよう。香川県では金時豆を天ぷらにして食べる習慣もあり、その甘食文化はあん餅入り雑煮にも通ずるものがあります。
さっくりフワフワの生地には香川大学で開発された希少糖シロップが使用されています。年配の方はもちろん、学校の運動会のお昼ごはんとしても配られており、幅広い年齢層に広く愛されている定番菓子パンです。価格は118円(参考価格)。
[3品目]
インスタ映え間違いなしの伝統菓子
細川安心堂
道明寺 おいり
「おいり」は香川県の西部地域の伝統菓子ですが、最近はその知名度を上げています。というのも、ソフトクリームや洋菓子に色とりどりのおいりをちりばめた写真の可愛さが、若い人に「インスタ映え」すると話題なのです。
約450年前に丸亀藩主のお姫様のお輿入れの際に献上されたのがはじまり。以来、西讃地方の嫁入り道具の一つとして定着、「心を丸く持って、まめまめしく働きます」といった意味が込められています。
原材料はもち米で、様々な工程を経て完成するまで一週間かかります。中は空洞になっており、強めに持つと割れて粉々になってしまうほど繊細です。味はほんのり甘く、口に含むとすぐに溶けてしまいます。昔はそのまま食べたものですが、今ではトッピングとして大人気。パステルカラーの優しい色合いとまるっこさが可愛いもの好きの女の子にはたまらないでしょう。23g入り213円(参考価格)