グルメ
2018/8/3 21:00

半調理レトルトという新しいカテゴリ。好みのルウや食材で作るという新発想「mitasu(ミタス)」

 

自宅で「mitasu」を活用して料理を作ってみた

会場ではそのほか、チキンベースを使ったクリームパスタと野菜ベースを使ったパエリアの実演と試食を体験。パエリアは用意する具材こそ多めでしたが、調理自体は20分程度とのこと。生米からの状態で20分というのはかなりスピーディだと思います。

↑パエリアとパスタ。野菜ベースはリゾットやアクアパッツァ、チキンベースはグラタンやグリーンカレーにも使えそうです

 

ただ、ここで疑問が。今回のカレーはルウを入れて鍋で煮込んでいましたが、これをレンチンだけで調理することはできないのでしょうか? 開発者の方に聞いてみると、ベースをしっかり温めた後にルウを溶かし、再度温めればレンチンでもOKとのこと。そこで、帰宅後にレンチン調理を実践してみました!

↑用意したのは「mitasu」のビーフ450gと、固形タイプよりも溶けやすいフレーク状のルウ

 

↑あえてカレーではなく、ハヤシルウのフレークで作ってみます。さすがに、細かくなっているフレークは常温でもすぐに溶けてとろみもついてきます

 

推奨は、まずベースをレンジで温めてからルウを入れるという話でしたが、溶けやすいフレークタイプならいきなりレンチンでも問題なさそう。ということで常温のままフレークを溶かし、レンジで数分温めました。

↑ラップをかけてレンジにイン。なお、温める前からでもすごく芳醇な香りがあふれてきます

 

↑レンチンのみのレシピで完成しました。中身は具だくさんで、試食会のときと同様に肉と野菜がゴロっと入っています

 

盛り付けて食べてみると、やはり絶品! どれもベースの味がハイクオリティなのですが、その理由は開発元の力にありました。「mitasu」を製造しているのは、京都のサンフーズジャパンという企業で、同社は30年以上も業務用のレトルトなどを手掛けてきた食品メーカーなのです。

↑「mitasu」のビーフで筆者が作った超簡単ハヤシライス

 

ターゲットは働くママや一人暮らしの若い世代のほか、料理は好きだけど時間がないという人など。安心面や栄養価にも配慮しており、すべての商品に化学調味料や保存料が使われていないというのもうれしいポイントです。

↑少し手を加えれば、パエリアのようなゴージャスなメニューも

 

 

発売は、同社が立ち上げた新ブランド「ヨリトコ」というサイト内のECコンテンツから。なお、「mitasu」は「ヨリトコ」内のレトルトシリーズ名ということで、今後も「ヨリトコ」では新商品を開発していきたいとのことです。7月19日にオープンしたばかりなので、まずはチェックを!

 

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