【3杯目】レモンと樽貯蔵焼酎が絶妙に調和する「裏切りのレジェンドレモンサワー」
続いて3品目は、青山さんが「アイデアマン」と語るファンクリックスの社長、木月(きづき)浩平さんが考案した品。その名も「裏切りのレジェンドレモンサワー」だ。こちらに使用したのは、宝焼酎「レジェンド」25°。宝酒造の「黒壁蔵」にある約85種類・約2万本もの樽で貯蔵した熟成酒を20%ブレンドしているのが特徴だ。
青山 今回は、あえてワイングラスを使いました。「レジェンド」は樽の香りが魅力的なので、ワインと同様に香りと甘みを楽しんでいただこうと。見た目もこはく色で、ワイングラスが似合いますよね。
松井 うわっ、これはスゴイ! レモンが半分も入っていて。
青山 レモンの切り方にもこだわりがあるんです。レモンの実をくりぬいて、残った皮の裏に切れ目を数か所入れました。だから「裏切り」というネーミングなんです。レモンは皮に豊かな香味があるので、切ることでさらに香りが立つんですよ。
鈴木 深みがあって、オトナな感じがします。ブランデーやウイスキー好きには響きそう。
松井 濃いよ(笑)! レモンサワーの重さじゃない。でも、ウマイ!! それに、ひょっとしたら一番レモンサワーらしい味かも。
鈴木 香りは個性的ですよね。
松井 しかも、このワイングラスの感じといい、ちょっと「モテ系」な感じがしませんか(笑)?
【4杯目】皮の粒感と苦みが個性的な「すりおろしレモンサワー」
いよいよ終盤の4作目は、定番の「宝焼酎」25°を使った「すりおろしレモンサワー」。すりおろしたレモンが表面を覆うという衝撃の光景に、一同は目を奪われる。
青山 レモンを丸ごと凍らせて、皮ごとおろしがねですりおろしました。昨日、夜なべして人力で!
松井 うわ、大変! しかも、「夜なべ」って古っ(笑)!
鈴木 スムージーみたい! これは身体によさそうですね。
青山 1杯につき、約半分のレモンを使っているんですが、レモンの皮の苦味が立つので、ガムシロップを少し入れています。
松井 粒感がスゴイな! 「食べるサワー」みたいな。これは新しいですね。
松井 アルコールの刺激はそんなに感じないかな。
青山 うちは、レギュラーサイズのレモンサワーは、すべて焼酎60mℓで作ってます。これも、1~3杯目と同じ量を使っていますよ。
鈴木 え、意外です! 焼酎の量が同じでも、レシピによって感じ方が全然違うんですね!
【5杯目】グラスのふちを塩で飾った「ちょっとリッチなすりおろしレモンサワー」
ラストの5品目は、さきほどの「すりおろしレモンサワー」をアレンジした「ちょっとリッチなすりおろしレモンサワー」。カクテルのソルティドッグのように、グラスのふちに塩をつけたスノースタイルとなっているのが特徴だ。
青山 やっぱりレモンと塩はすごく相性がいいので、普通の塩より味が濃い、シチリアのシーソルトを使ってみました。使っている焼酎は、さきほどと同じ「宝焼酎」25°です。
松井 おっ、これは!
鈴木 塩がある、なしの差だけなんですね。でも、感じ方がかなり違う! コントラストができて、さっきよりレモン感が強くなりました!
松井 これも、たくさん飲むというよりも、「ここぞ」というときに飲む1杯という気がしますね。例えば、シメとか。
青山 僕もレモンサワーの試作に疲れてきたとき、1杯だけ飲むならこれだな、と思いました(笑)。
宝酒造「焼酎」商品紹介サイトはコチラ