長らくお届けしてきた日本全国各都道府県「ご当地グルメ」シリーズも、今回の京都府でついにフィナーレ。今回は最後を飾るに相応しい京都グルメをご紹介します。京都の美味しいものといえば様々思い浮かびますが、「和の京都」のイメージとして真っ先にあげられるのは抹茶かもしれません。その抹茶味のお菓子に加えて、「京都の味と言ったらコレもでしょ!」なちょっと外したオススメ食材をご堪能あれ!
[1品目]
手土産にぴったりなミニサイズのバームクーヘン
京銘茶・茶游堂
抹茶バームクーヘン
新緑の木々を思わせる緑色と茶色のコントラストがとても美しい「抹茶バームクーヘン」。苦みが強くなく、やわらかでまろやかな抹茶の風味は、コーヒーや緑茶よりもミルクティーと相性が良さそうです。
バームクーヘンといえば大きいサイズを切り分けて食べるものを想像しますが、こちらはほどよい大きさのいわばミニチュア版が個包装されており、いちいち切る必要がありません。バームクーヘンは側面の茶色いところが美味しかったりしますが、ここを「手を汚すことなくきれいな状態で」食べれるのが個別包装のうれしいところです。
製造元の「茶游堂」は、京都宇治の六地蔵というところにあり、この辺りは昔は茶畑でした。静岡茶、狭山茶と並ぶ日本三大緑茶である宇治茶発祥の地に根づいたお茶の香りを、味わってみてはいかがでしょうか? 1個150円(参考価格)。
[2品目]
缶入りカフェオレともコーヒー牛乳とも違う格調高いコーヒーの風味
小川珈琲
京都小川珈琲カフェオレ 芳ばしい豊かな香りと深いコク
カフェオレといえばコーヒーを牛乳で割った飲み物ですね。一口にカフェオレといっても、牛乳が多めのものや甘いものなど様々な種類がありますが、京都小川珈琲カフェオレは「コーヒーの主張が強い!」のが特徴です。
深煎り豆なのでしょうか、かなり香ばしいコーヒーの風味。それを追うようにミルクと砂糖の甘みがやってきますが、この控えめ具合、あくまでコーヒーの引き立て役という位置づけです。例えるなら老舗喫茶店のアイスカフェオレみたいな味で、昔ながらのとても懐かしい、安心感のある絶妙な味わいに仕上がっています。
190mlと程よい量で、持ちやすい筒型紙容器入り1本143円(参考価格)。
[3品目]
「ぶぶ漬け」に欠かせない京漬物の大本命
大安
味すぐき
京の特産品は数あれど、やはり漬け物は外せません。京都の「ぶぶ漬け」とえいばお茶漬けのことですが、京都で食べるお茶漬けに漬け物はなくてはならない存在です。特にこの「すぐき漬け」は、京都ならではの味わいが。
すぐき菜という細い大根のような野菜を使っているのですが、この根っこ部分がスジッぽくて硬いので漬け物には最適です。からし高菜のような苦みの中に、すぐき菜の味わいとスッキリとした酸味が感じられますね。
漬け物にしてもなお硬めなので、このようにみじん切りになっています。もちろんご飯もにも合いますが、この酸味と塩味はお茶漬け向け。とんこつラーメンなどに乗せても味のアクセントとなって美味しいです。1袋648円(参考価格)。