【その3】冷凍食品:大阪王将の「羽根つきチーズ餃子」
冷凍餃子の絶対王者は味の素の「ギョーザ」ですが、“羽根つき”という個性でファンを獲得しているのが大阪王将。その人気シリーズに昨年加わった強力商品が「大阪王将 羽根つきチーズ餃子」で、今年はその味がさらにパワーアップしたのです。
進化のポイントは大きく2点。3種だったチーズが4種になり、そのぶんチーズが増量しています。もうひとつが、これまでも油と水が不要の簡単設計だったものが、さらにフタいらずになりました。
4種のチーズの中身は、ゴーダ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レッジャーノに、新しく加わったステッペンチーズ。焼いている段階からコク深い香りが漂ってきて、もうこの時点でウマそうです。
最近は餃子にワインを合わせる飲食店が登場していますが、この餃子なら家庭や花見でもベストマリアージュ必至。コンビニや惣菜店でもチーズの餃子はなかなかないので、これはかなりオススメです。
【その4】コンビニスイーツ:ローソンの「バスチー」「ザクシュー」
花見も終盤になると、甘いものがほしくなりますよね。集いの場に女性や子どもがいればなおさらでしょう。そこで助かるのが、会場へ向かう道中でサっと買えるコンビニ。ここまではあえてコンビニの商品は選んでいませんが、スイーツに限っては超注目の新作があるので紹介しましょう。
それがローソンの「バスチー」と「ザクシュー」。これはヒット確実といえる激アツ商品です。まずひとつの理由は、バスク風チーズケーキ自体がトレンドスイーツだから。
火付け役は、白金に昨夏オープンした「GAZTA」(ガスタ)。ここはバスク風チーズケーキの専門店で、美食の街・サンセバスチャンの人気バル「ラ・ヴィーニャ」の門外不出メニューを、世界で唯一知ることを許された日本人パティシエールが味を完全再現した、という話題性もピカイチ。味はもちろん絶品で、スイーツ通を中心に熱視線が注がれているのです。
ローソンも、かなりの気合いが入っている模様。新作を開発するためにフランスとスペインに飛び、様々なスイーツを食べ歩いて研究を重ねたとか。
内容としては、ザラメ入りのクッキーパイシュー生地の表面をチョコでコーティング。さらにシュガーコーティングしたアーモンドダイスをのせ、ひと口目からザクザクとした食感のシュー生地を実現しています。巷ではザクザク系スイーツも人気なので、こちらもヒットになるでしょう。
2009年9月に、コンビニスイーツブームのきっかけとなった「プレミアムロールケーキ」を生み出した、“スイーツのローソン”。満を持しての本気スイーツということもあって、ブレイク必至なのです。デビューしたての2商品、まずは花見で食べてみてはいかがでしょうか!