4月2日に発売された「サッポロ 本格辛口」。吉井和哉さんのモノクロの広告ビジュアルが気になっている人も多いはず。本商品、ジャンル的には「新ジャンル(第三のビール)」にカテゴライズされ、缶のデザインにもあるように「最強炭酸(※)」「本格辛口」がウリ。では、そのお味のほうはどうなのでしょうか?
本記事では、GetNavi webの定番切り口、専門家&ライターを複数起用したクロスレビュー形式で「サッポロ 本格辛口」をレビュー。ビールライター、ウイスキー好きグルメライター、RTD&ワイン好きのお酒ライターが各自の視点で「サッポロ 本格辛口」を解説します。日々、様々なアルコール商品に接しているライターたちに「サッポロ 本格辛口」はどのように映るのでしょうか?
かつてない最強炭酸とキレをもつ新ジャンルが「サッポロ 本格辛口」だ!
サッポロビール
「サッポロ 本格辛口」
実売価格:オープン価格(350ml)
新ジャンルにおける「辛口とは何か?」を徹底分析して開発された渾身の商品。大きな特徴は、従来比113%(※)の史上最強炭酸が⽣む、のどにガツンとくる刺激。また、⾼発酵を採⽤したシャープなキレ、2度の煮沸⼯程で濃厚な⻨汁をつくる「ダブルデコクション製法」による豊かな飲みごたえ、氷点下で熟成させた雑味のないクリアな味わいも魅⼒です。
吉井和哉さんのビジュアルも満載! 「サッポロ 本格辛口」のオフィシャルサイトはコチラ
【クロスレビューする専門家&ライター】
ビールの専門家視点で解説!
ビールライター 富江弘幸さん
大学卒業後に出版社・編集プロダクションでライター・編集者として雑誌・書籍の制作に携わる。その後、中国留学、新聞社勤務を経て、現在、雑誌やウェブサイトで記事を執筆するほか、ビアジャーナリストアカデミーの講師も務める。著書に『教養としてのビール』(SBクリエイティブ)
ウイスキー好き目線から解説!
フードアナリスト 中山秀明さん
グルメ、ファッション、カルチャー誌を得意とする編集プロダクションを経て、現在はフードアナリストとしても活動。内食・外食のトレンドに精通し、GetNavi webでは蒸溜酒をはじめ、グルメに関するインタビュー記事や体験レポートを多く寄稿している。
女性目線&ワイン好き目線からご意見!
おいしいものナビゲーター 今西絢美さん
編集プロダクション「ゴーズ」所属。「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。ワインをはじめとする果実酒のほかRTDが好きで、日本酒やビールももちろん大好物。ほかにも、スマートフォンなどのデジタル製品をはじめ、アプリやウェブサービスのトレンドも追跡している。
【クロスレビュー1/「炭酸感」編】
「サッポロ 本格辛口」は他にはない圧倒的な炭酸感がウリ。最強炭酸は、新ジャンルにどのような飲料体験を提供してくれるのでしょうか?
富江弘幸さん「のどにガツンとくる!」
「最強炭酸を冠するにふさわしい鮮烈な刺激で、のどにガツンとくる印象。とはいえバランスが取れていて、炭酸が強すぎて飲みにくいようなことはありません」
中山秀明さん「新ジャンルでここまでの爽快感は初めて」
「開栓したての強炭酸水を思わせる、弾けるようなアタック感。広告に書かれた『ノド唸レ』の表現はまさに的確でしょう。新ジャンルで、こんなに『プハァッ!』っと爽快な気分になったのは初めてかもしれません」
今西絢美さん「従来のイメージがガラリと変化」
「これまでのビールテイスト飲料は炭酸が優しいイメージがあったので敬遠しがちでしたが、『サッポロ 本格辛口』は大粒の炭酸の泡がシュワシュワ立っていて、従来品よりも炭酸の力強さを感じます」
期間限定のキャンペーンを実施中! 「サッポロ 本格辛口」のオフィシャルサイトはコチラ
【クロスレビュー2/「旨さ」編】
最強炭酸の刺激感を知ってもらったところで、続いて、味わいや旨さについてのレビュー。お酒なので炭酸の強さと同時に、味わいが最も気になるところ。「サッポロ 本格辛口」はプロのお眼鏡に適う旨さを実現しているのでしょうか?
富江弘幸さん「スッキリ、爽快、キレと適度な苦味」
「缶から直接飲むと、飲み口からしてすっきり。麦の旨味や甘味がほのかに感じられ、爽快感のある味わい。後味のキレがよく、適度にクリーンな苦味が残ります」
中山秀明さん「本格ビールさながらの飲みごたえ」
「エッジの効いたビター感とパンチのあるのどごしが印象的で、本格ビールさながらの飲みごたえがあります。その豊かなボリュームの最高潮から、スっと消えるキレッキレの爽快感も心地イイ! 麦の旨味と苦味をしっかり感じられる、5%のアルコールもちょうどいいですね」
今西絢美さん「新ジャンルにカテゴライズされるとは思えない味わい」
「リキュールなのにここまでビールに近い味わいになるとは驚き。これならスパークリングワインの代わりに食前に飲むのもいいですね。ビール特有のコクが控えめなぶん、苦みが少なく、食中酒として飲んでも料理の味を邪魔しません」
新ジャンルながらビールに求められる旨味や苦味をきちんと実現し、飲みごたえも十分な模様。今西さんのスパークリングワインの代わりになる、というアイデアはこれまでになかった楽しみ方。完成度が高いからこそ、飲用シーンもこれまでの新ジャンルとは違うものになりそうです。
炭酸の強さ従来比113%(※) !! 「サッポロ 本格辛口」のオフィシャルサイトはコチラ
【クロスレビュー3/ペアリングのオススメ】
クロスレビュー2で富江さんは「すっきり」、中山さんは「スッと消える」、今西さんは「味の邪魔をしない」という表現で語っていただいた通り、食中酒としても大活躍間違いなしの本商品。次の項目では、合せるグルメのベストを語ってもらいます。
富江弘幸さん「豪快系も繊細系も両方いける!」
「口のなかをすっきりさせられるので、アウトドアでバーベキューを楽しむときにはぴったりではないかと思います。一方で、グラスに注いで飲むと、より麦の甘味を感じることができます。それでもキレはいいので、ポテサラのような料理でも口のなかをリフレッシュさせて、また次の一口を味わうことができると思います」
中山秀明さん「肉&ピリ辛系です、やっぱり」
「シュワっとした爽快感と、クリアな味わいでどんな料理にも合いそうですが、ジューシーな肉料理や揚げ物とは特にベストマッチ。定番の餃子や串焼きはもちろん、味の濃い塩辛や、柿の種のようなピリ辛のフードとも好相性です」
今西絢美さんレビュー「濃い味のものと相性よし!」
「後味がすっきりしていて、から揚げやチーズ料理など少し濃い味付けの料理との相性は抜群。できるだけキンキンに冷やして飲むのがオススメです」
【まとめ】
お三方に「サッポロ 本格辛口」の魅力を存分に語っていただきました。なお、史上最強の炭酸圧にしたことで、缶自体もこれまでにない仕様になっています。それが、「耐圧缶蓋」という、強烈な炭酸の圧力に耐えうる特別なフタ。
ほかにも、ダブルデコクション法製法と氷点下熟成製法の両方を採用したのも同社初。氷点下熟成製で仕込むと研ぎ澄まされた味を作れますが、そのぶんうまみや炭酸が弱くなりがちだとか。そのハードルを高い技術でクリアするとともに、ダブルデコクション製法で濃厚な飲みごたえも実現。革新的な取り組みから生まれたのが、「サッポロ 本格辛口」なのです。
まもなくGWに突入し、お酒がおいしくなるシーズン。選択肢のひとつとして外せない商品であることは間違いありません!
「サッポロ 本格辛口」のオフィシャルサイトはコチラ
※:同社ビールテイストの「リキュール(発泡性)①」または「その他の醸造酒(発泡性)①」において
撮影/茂呂幸正