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2019/5/21 21:33

読書はウイスキーの「つまみ」になる! 生粋の本好きが選ぶ一冊とその理由

燻香と樽香のリラックス効果で読書が進む!

ブレンダーの二瓶さんは、今回の企画に伴い「もし僕らのことばがウィスキーであったなら」を読んだそう。日々ウイスキーに携わる立場から、よりこの本をおいしく楽しむ秘訣を教えてくれました。

 

「村上さんは、スコットランドのなかでも個性的なウイスキーを生み出す、アイラ島を訪れています。その魅力は、ピートという泥炭によるスモーキーフレーバー。『ブラックニッカ ディープブレンド ナイトクルーズ』には、新樽で10年以上熟成させた北海道・余市のヘビーピートモルトを一部に使用しているんですね。この燻香は共通点といえるでしょう。ただ、ブラックニッカブランドのテーマは、毎日飲めるおいしさ。ピートは個性が強めでもあるので、ブランドの“らしさ”を失わないように調和させています。なので、読みながら楽しむ際は、ぜひ味わいの奥にあるやわらかなピート香を感じとっていただけたら」(二瓶さん)

 

↑ピートに由来する海の香りに触れるなら、ストレートかロック。燻香をはっきりと感じるなら1:2の濃厚なハイボールがオススメとか

 

加えて、二瓶さんは改めて「ブラックニッカ ディープブレンド ナイトクルーズ」の商品特徴も教えてくれました。

 

「通年の『ブラックニッカ ディープブレンド』は、特に樽の甘さがしっかりしていて、くつろぎの時間に合うウイスキー。ナイトクルーズも、その延長線上にある味わいですね。そのうえで、宮城峡のバーボン樽熟成のカフェグレーンを使った、樽の甘さがより際立っています。この樽香ってリラックスさせてくれる効果があると思うんですね。ですので、本との相性も、すごくいいと思います」(二瓶さん)

 

↑会場となった、東京駅近くのKITTE4階「マルノウチリーディングスタイル」。5月28日から6月30日まで、特設コーナーとして書評家紹介の本が販売されています

 

新商品は5月28日に発売されますが、もし立ち寄れるなら「マルノウチリーディングスタイル」へ。そこには、識者がイベントで紹介しきれなかった本や、三宅香帆さんをはじめとする登壇者以外の書評家の選書も。筆者も改めて、各レコメンドを参考に買ってみたいと思います。

 

【SHOP DATA】
マルノウチリーディングスタイル
住所:東京都千代田区丸の内2-7-2 JPタワーKITTE 4F
アクセス:JRほか「東京駅」徒歩1分
営業時間:月~土11:00~21:00、日祝11:00~20:00
定休日:なし

 

 

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