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2019/5/24 22:00

テキーラって超奥深いじゃん! 薀蓄と王者「クエルボ」の耳よりな話

メキシコ料理の人気とともに、日本でもジワジワとテキーラの認知度が高まっています。マルガリータやテキーラサンライズなど、カクテルで飲む人も増えていることでしょう。そんな折、世界No.1テキーラ「クエルボ」のブランドアンバサダーが来日。様々な魅力を教えてくれました。

 

↑クエルボのグローバルアンバサダーである、ステリオス・パパドプロス氏。元々はギリシャの腕利きバーテンダーで、世界でも取得者が少ないテキーラの上級資格を、メキシコ人以外で初めて取得したスペシャリストです

 

そこで、ほかのお酒と比べて独自とも言えるテキーラの特徴を、改めて5つのトピックで紹介したいと思います。

 

ほかのお酒にはないユニークな特徴ばかり

その1:メキシコのみであるなど、細かい規定がある
テキーラがメキシコのお酒であることは有名ですが、逆に言えば他国産のテキーラは存在しません。これは、厳密な定義が定められているから。しかも、メキシコ内でも生産地が決められており、つまりシャンパーニュ地方のシャンパンや、コニャック地方のコニャックなどと同様の原産地呼称が用いられています。それでいて、4000種以上ものアイテムが存在するのも驚異的。

 

↑名称自体が同国ハリスコ州の地名「テキーラ」に由来。さらにメキシコ内でも認められた5州以外は「テキーラ」を名乗れません

 

その2:原材料がスーパーフードである
テキーラの原材料は、メキシコ特産の「アガヴェ」という「竜舌蘭」(リュウゼツラン)属の植物。食物繊維が豊富で、古来より薬用の素材として重宝されてきました。現代では美容やダイエットサポートにオススメな天然甘味料としても知られ、シロップなどがスーパーフードとして紹介されることも珍しくありません。

 

↑手に持っているのがアガヴェのオブジェ。200種以上あると言われ、なかでも一般的に「ブルーアガヴェ」と呼ばれる品種を51%以上使用しなければテキーラではありません

 

その3:熟成期間によってグレードが分かれている
テキーラはウイスキーのように樽貯蔵を施すものがあり、呼び名によって規定がわけられています。樽熟成をしない、または樽詰めして60日未満の「ブランコ」(「シルバー」、「プラタ」とも)、最低2か月~1年未満の樽熟成を経た「レポサド」、最低1年間~3年未満の樽熟成を経た「アニェホ」、最低3年以上の樽熟成を経た「エクストラ・アニェホ」です。

 

↑左から、ブランコの「クエルボ・トラディショナル・シルバー」。レポサドの「1800 レポサド」。エクストラ・アニェホの「クエルボ・レゼルヴァ・デ・ラ・ファミリア」

 

その4:日本は世界5番目の消費国。海外ではセレブを中心に愛される
実は日本におけるテキーラの消費量は世界第5位。しかも、日本で売れているホワイトスピリッツ(焼酎、ウォッカ、ジン、無色のラムなど)のなかでは2位という人気の高さ。そのなかでも、クエルボはこの約10年で国内販売数量が2倍に拡大しているブランドです。

 

↑日本ではジワジワ拡大中。海外ではハリウッドスターに愛好家が多いことで知られており、セレブなお酒としての地位を確立しています

 

その5:元祖であり世界一売れているテキーラがクエルボ
つまり日本のテキーラブームをけん引しているのがクエルボです。また、現在稼動している世界最古のテキーラ蒸溜所「ラ・ロヘーニャ」はクエルボの拠点であり、テキーラの元祖自体がクエルボ。販売数量でも約30%のシェアを誇る、テキーラ界の王様なのです。

 

↑左がブレンドタイプの「クエルボ・エスペシャル・シルバー」。右がブルーアガヴェ100%の「クエルボ・トラディショナル・シルバー」。ほかにも大衆~高級まで商品群が幅広く、これだけ揃っているのもクエルボのみです

 

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