グルメ
2020/3/12 18:30

稚加榮、椒房庵、島本ーー博多の老舗明太子の限定品を食べ比べできるプロジェクトが実施中。一足先に実食したら「明太子を見る景色が変わった」

明太子に対する味覚センサーが広がった!

いよいよ実食へ。やはり定番はご飯のお供、ということで、ほかほかご飯とともに食べてみることに。ちなみに前記同様「島本食品」から紹介しますが、試食時には順番を変えたり交互に比べたりしながら、味の特徴を深掘りしました。

 

↑北海道・噴火湾の超希少なたらこを使った「島本食品」の明太子

 

「島本食品」のファーストタッチは、シルキーな口どけが印象的。辛さはおだやかで、やさしいうまみがじゅわぁ~っと広がります。皮も粒も繊細で、全体的に極めて上品。凝縮したコクのなかにマイルドな甘さや塩味があり、円熟のおいしさを感じました。

 

↑老舗料亭の美学が詰まった、貫禄豊かな「稚加榮」の明太子

 

「稚加榮」は皮が厚めでブリっとした食感。粒も大きめで、全体的に食べ応えがあります。トップからラストまで豊かなボディがあり、見た目だけではなく味も濃厚。辛さも3つのなかでは強めで、余韻でピリピリが追いかけてくる大人な味わいです。

 

↑“生のたらこ以上においしくなければ明太子にする意味がない”とまで言い切る、味付けにもこだわった「椒房庵」の明太子

 

「椒房庵」で最初に感じるのは、ブライトでシャープな塩味。そのあとから、丸みを帯びたうまみの波が口いっぱいに広がっていきます。これがたらことダシと調味料のハーモニーが生み出す明太子のファンタジー。粒は大きめで、口どけはしっとりジューシー。高級明太子のお手本といえる、正統派のおいしさだと感じました。

 

↑高級明太子を食べ比べるのは初めてでしたが、今回の試食によって魚卵に対する味覚センサーが広がった気がします。限界値はまだ先にあったと。明太子を見る景色が変わったのは言うまでもありません!

 

Makuakeでは「博多の人気明太子が競演!三つ巴による頂上決戦」としてweb投票も行っていますが、個人的な感想としては、甲乙つけがたいというのが正直なところ。ただ、食べ方についてのオススメは何となく見えたので、紹介したいと思います。

 

「島本食品」はシルキーで馴染みやすいテクスチャーなので、白米には特にオススメ。味も強すぎないので朝食がいいと思います。「稚加榮」は味の濃さと粒の凝縮感があるので、おにぎりがオススメ。「椒房庵」は万能なのですが、ふくよかなうまみが特徴なので、パスタなどの麺類をはじめアレンジに使うと、その料理自体がレベルアップすると思います。

 

↑今回の商品を使うのは贅沢ですが、「椒房庵」の明太子でスパゲッティを作ってみました

 

Makuakeのプロジェクトは2020年3月16日までで、5400円~。明太子ファンやおいしいもの好きは必ず、そうでない人も、ぜひ己の味覚の限界値を超える体験をしてほしいと思います。

 

 

Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/ultimentaiko/

 

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