コロナ禍で、在宅勤務が続いている方も多いことでしょう。部屋のなかで一人、黙々と働いているとストレスもたまりますよね。そんなとき、「このあと、晩酌で絶品のおつまみが待っている」と思えば、仕事も頑張れると思いませんか? もちろん、ご近所でおつまみを買うものいいですが、それだと気分が変わらない……。ならば、たまにはお取り寄せで「地方の味覚」を楽しんでみるのもひとつの手。気軽に旅行気分を味わいながら、絶品グルメに舌鼓を打てば、在宅ワークの閉塞感も吹き飛ぶはず。地方の生産者を応援する意味でも、大いにオススメのやり方です。
「お取り寄せグルメ」と糖質ゼロの「焼酎ハイボール」でプチ贅沢な晩酌を!
では、お取り寄せグルメに合わせるお酒は何がいいでしょう? もちろん、おいしくて料理を引き立ててくれるお酒がいいですよね。そうそう、「コロナ太り」は避けたいから、健康面も気を付けたいところ。となれば、オススメは糖質、プリン体、甘味料がゼロのタカラ「焼酎ハイボール」。様々なフレーバーが発売されていて、それぞれマッチする料理を探す楽しみがありますよ。というわけで今回は、全国からお取り寄せできる個性豊かな4種類のおつまみと、タカラ「焼酎ハイボール」の至福のマッチングをご提案。ぜひ参考にして頂き、自宅でプチ贅沢な晩酌を楽しんでみてください!
その1
格之進「缶詰ハンバーグ」×タカラ「焼酎ハイボール」<レモン>
肉の旨みが濃厚ながら後味スッキリ。食べ進む手が止まらない!
トップバッターは、個性的なハンバーグの逸品をチョイスしました。それが、格之進の「缶詰ハンバーグ」です。こちらは、ジューシーに焼き上げたハンバーグを、オイルと一緒に缶の中に閉じこめたもの。
「格之進」は、肉好きなら知らない人はいない有名ブランド。熟成肉の生産・加工・販売を行っており、岩手県の一関で自社牧場や総本店を経営するほか、都内にも複数の肉レストランを展開しています。肉好きの祭典「肉フェス」では4回連続で総合優勝する栄誉に輝き、殿堂入りを果たしたのは有名な話。さらには「熟成肉」や「塊焼き」のムーブメントを巻き起こし、ステーキとシーフードを同じ皿で提供する「サーフアンドターフ」で話題を集めたほか、コロナ禍では「オンライン肉会」を積極的に開催。その取り組みや独創性の面でも業界をけん引する存在となっています。
さて、そんな格之進の伝説的ウマさと独創性を堪能できる「缶詰ハンバーグ」は、甘味豊かな岩手産の豚肉と味の濃い国産牛肉を使い、玉ねぎやパン粉などをつなぎにしたふっくら仕上げたタイプ。隠し味には岩手産の塩麹を使うことによって、うまみを倍増させています。食べてみると、肉の味がとにかく濃厚でリッチな旨みが口いっぱいに広がる! 香ばしく余韻も豊かで、ふわっふわでとろけるような食感が印象的です。
「缶詰ハンバーグ」に合わせたのは、タカラ「焼酎ハイボール」<レモン>です。本品は、加熱した肉との相性がバツグン。焼酎の豊かなコクがハンバーグの濃厚な味をしっかり受け止めるとともに、肉の香ばしさや脂の余韻には、レモンの優しい酸味が絶妙にマッチ。辛口のキレと強炭酸の刺激が爽快な後味を演出し、気づけばもうひと口、もうひと口、と無我夢中で食べ進んでしまいます。
「缶詰めハンバーグ」は、常温で保存できて冷蔵庫のスペースを使わないのもいいところ。缶を開けるだけで、いつもの晩酌が一瞬でリッチに変わります。携帯にも便利なので、アウトドアでも、出張先のホテルでも、タカラ「焼酎ハイボール」<レモン>とともに最高の晩酌が楽しめますね。
その2
「鮮馬刺し ユッケ」×タカラ「焼酎ハイボール」<ドライ>
焼酎のコクが馬肉の風味を受け止めて引き立てる!
続いてチョイスしたのが、馬肉の生肉を使った「鮮馬刺し ユッケ」。焼肉店などで味わう牛の生肉は希少な存在になって久しいですが、馬肉の場合はお取り寄せでも気軽に楽しめます。
馬肉のなかでも断然オススメなのが、国内有数の名産地・熊本が誇る名門・千興(せんこう)ファームの商品。同社が他を圧倒する理由は、日本で唯一の馬肉専用のと畜場と、一貫生産の生食専用工場をもっていること。さらに、そのおいしさと安全性が評価され、生食用食肉では世界で初めて国際規格「SQF」(Safe Quality Food=安全で高品質な食品を意味する)を取得しています。
そんな同社のユッケを味わってみると、馬肉の力強い旨みに、九州醤油を思わせる甘味とコク深い濃厚なタレがマッチ。タレにはほんのりとした辛さもあり、これが好アクセントになって、肉の味わいを引き立てます。さらに、卵の黄身をつぶして混ぜ合わせると、まろやかさとねっとりとした舌触りがさらにアップ!
これだけインパクトある味わいながら、赤身の馬肉だけあって、タレを含めても88kcalと非常にヘルシー。そして、そのメリットを損なわず、味わいを高める飲み物が、糖質、プリン体、甘味料がゼロのタカラ「焼酎ハイボール」<ドライ>です。
甘さや香りを抑えた「焼酎ハイボール」<ドライ>は、馬肉ユッケの風味を邪魔せず、ベースとなる焼酎のコクが生肉の個性を受け止めて、奥行きのある旨みへと変えてくれます。また、シャープな酸味がほど良いエッジを与え、馬肉の味わいを鮮やかに際立たせる効果もあり。贅沢かつカロリー控えめの晩酌を楽しむなら、このペアで間違いありません。
ちなみに、千興ファームは、2016年の熊本地震で工場や設備が大ダメージを負い、一時は休業に追い込まれながらも復活した生産者。困難を乗り越え、良質な馬肉を提供し続けるその姿には頭が下がる思いです。おいしい馬肉で晩酌ができることに感謝しつつ、我々も負けずにガンバロウ! と、明日へのパワーをチャージしたいところですね。
その3
「北海道産の羊肉串(サフォーク種)」×タカラ「焼酎ハイボール」<強烈塩レモンサイダー割り>
肉の旨みとスパイスの刺激、炭酸の刺激が共鳴する!
3品目のお取り寄せグルメは、羊でいかがでしょう。羊の肉は、脂肪の燃焼を助けるとされている「L-カルニチン」という成分が豊富に含まれていて、ヘルシー食材として注目されているんです。今回は、北海道の東洋肉店の「北海道産の羊肉串(サフォーク種)」をセレクトしました。「羊肉串」は中国でポピュラーな屋台料理で、「ヤンロウチュアン」と読みます。
東洋肉店の代表を務める東澤壮晃さんは、オージー・ラムの伝道師集団「ラムバサダー」の一員。イベントなどを通して全国を回り、羊肉の啓蒙活動をしています。今回の羊肉串は、希少な国産羊のなかでも、さらに貴重な北海道産のサフォーク種の肉を使い、東澤さんが丁寧に処理して急速冷凍したもの。この羊肉串には、「羊肉料理の聖地」とも呼ばれる東京・神田の名店「味坊」が特別に作ったスパイス「羊肉の香辛料」(東洋肉店にて別途1050円)をかけて頂きます。
そんなこだわりが詰まった羊肉串には、羊肉の個性に負けない「焼酎ハイボール」<強烈塩レモンサイダー割り>をペアリング。
羊肉串は、ほどよく引き締まったジューシーな肉質。噛めば噛むほどに羊肉の旨みが口の中に広がります。さらに、クミンを軸とした「羊肉の香辛料」のオリエンタルなフレーバーが鼻腔をくすぐり、食欲が倍増! ここに「焼酎ハイボール」<強烈塩レモンサイダー割り>を流し込むと、焼酎のコクが肉の旨みを引き立たせ、スパイスの刺激と強烈な炭酸の刺激が共鳴しあって、思わず「クゥーっ!」と声が出てしまいます。さらに、塩レモンサイダーのみずみずしい香味と酸味が、後味をキュッと引き締めてくれました。なるほど、これは文句のない組み合わせです! 気軽に旅行に行けないご時世だからこそ、羊肉串を売る中国の屋台のにぎわいと、北海道の大地でのびのび育つ羊たちに思いを馳せて、晩酌を楽しんでみてはいかがでしょう。
その4
「氷見寒ぶりハム」×タカラ「焼酎ハイボール」<シークヮーサー>
シークヮーサーの香味が、ぶりの濃厚な脂をやさしく中和
肉が続いたところで、最後は魚の逸品をご紹介。日本海屈指の漁港である富山・氷見で150年以上続く魚問屋・つりやが手掛けた「氷見寒ぶりハム」です。
氷見が誇る冬の味覚といえば寒ぶり。その魅力は、たっぷりと蓄えられた濃厚な脂です。その季節限定の旬の味覚を、冷凍によって年中味わえるようにしたのがこの商品。寒ぶりに塩をして数日漬けたあとにじっくり寝かせ、オリジナルブレンドのチップでゆっくりスモーク。再度寝かせてようやく完成するという、手間ひまのかかった逸品です。食べてみると、まさに酒を呼ぶ味わいなのがわかるはず。脂のパワフルな甘味、スモーキーなフレーバーに絶妙な塩気、ほどよく水分が抜けて凝縮された旨み……。
そんな「氷見寒ぶりハム」にぜひ合わせたいのが、独特の和柑橘フレーバーが魅力のタカラ「焼酎ハイボール」<シークヮーサー>です。
しっとりした「氷見寒ぶりハム」が、口の中でやわらかくほぐれていく、その瞬間に「焼酎ハイボール」<シークヮーサー>を流し込むと、それはもう幸せそのもの。焼酎が持つ甘味と青魚特有のコクが調和し、シークヮーサーの清々しい香味と強炭酸が、ぶりの濃厚な脂の余韻をやさしく中和してくれるのです。そのウマさに思わず目を閉じて没入すると、かつて筆者がコロナ前の富山ツアーで寒ぶりを食べた、その感動がありありと蘇ってきました。あの時、あの場所の味が、自宅の晩酌で楽しめるのは本当に貴重だと感じます。
在宅ワーク後のご褒美に、糖質を抑えつつ最高のペアリングを楽しんで!
タカラ「焼酎ハイボール」は、果実味を抑えた辛口で、焼酎のコクがしっかり感じられるので、料理を邪魔せず、旨みを受け止めてくれて飲み疲れもなし。本編を見ての通り、幅広い料理にマッチすることもおわかり頂けたはず。同時に、糖質、プリン体、甘味料がゼロなのも大きな魅力。プチ贅沢なグルメには健康面で少々の罪悪感がつきものですが、お酒で気を使うぶんおつまみは楽しんじゃいましょう(笑)。
糖質を控えつつおいしく楽しめて、様々な心象風景を呼び起こす「お取り寄せグルメ」×「焼酎ハイボール」のペアリング。在宅ワーク後の自分へのご褒美に、ぜひお試しあれ!
撮影/我妻慶一 スタイリング/高橋千帆