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2020/12/7 20:00

グラスもビール数種も付いて3000円! キリンの「オンラインビール講座」を体験してみたらお得すぎた

 

ビール専用の「TEKU GLASS」は香りの感じ方がハンパない

次は注ぎ方の違いを比較。こちらはセブン&アイグループ限定商品「一番搾り 清澄み」を使って実践しました。

↑それぞれの注ぎ方にはコツがあるというこで、後藤さんがテクニックを伝授

 

注ぎ方というのは、具体的には泡の違いのことで、泡が多くなる注ぎ方と少ない注ぎ方で飲み比べるというものです。泡が多くなる注ぎ方は、「キリンシティ」のご馳走ビールとしておなじみの「三度注ぎ」と同じく、3回にわけて注ぎました。

↑左が泡あり。右が泡なしを意識して注いだもの。泡なしはグラスに沿ってやさしく注ぐのですが、これがなかなか難しく、写真のような感じに

 

この違いを一言で表現するなら、泡ありはスムースで泡なしはシャープ。前者は炭酸の刺激がゆるやかで香りや苦味がどっしりしています。一方の後者は炭酸のエッジがあって、香りや苦味はファーストアタックが強い印象。個人的には泡なしのほうが好みに感じました。

 

最後は器の違いで比較。教材としてもらえるのは「TEKU GLASS」と呼ばれるワイングラスのようなタイプで、クラフトビアレストランなどでも採用されているビール用グラスです。このグラスとふだん使っているグラスで、味がどう変わるのかを体験しました。

↑右が「TEKU GLASS」。筆者が愛用している「ノニックグラス」(左)も伝統的なビール用グラスですが、その違いはいかに

 

試飲したビールは、「IBUKI」というホップの第一等品を贅沢に使った「一番搾りプレミアム」。スタンダードな「キリン一番搾り生ビール」以上にリッチな香りを楽しめる贅沢なビールです。

↑まずは「ノニックグラス」から。爽快感やのどごしをゴクッと楽しむならこのグラスが合いそう

 

じっくり比べてみました。形状が違うので、「ノニックグラス」は口に入ってくる量や流れの勢いがストレート。アタックはこちらのほうがワイルドです。一方の「TEKU GLASS」は、すぼまっているぶんグラス全体からビールの香りが集まってくる印象。また、やや薄張りで作られているのでビールの口当たりをダイレクトに感じられます。

↑「TEKU GLASS」は、ビールの流れに“ため”があり、香りの成分が鼻孔へと一気に向かってくる感じ。ビールの味や香りをじっくり楽しむには、こちらのほうが合う気がします

 

器の違いも改めて多くの発見がありました。そのあとは後藤さんがグラスの洗浄や管理方法を教えてくれ、講義本編は終了。最後の質問タイムは、参加者からの声や感想がたくさん飛び交って大盛り上がり。ふだんは知人以外からビールの感想を直接聞くことはなかったので、個人的にも大いに勉強となりました。

 

「あなたもできる!おいしいビールの技術講座」を終えた感想は、とにかくお得で楽しく、勉強になるということです。ビール好きの人はぜひ「DRINX」をチェックのうえ体験してみてください。

 

【URL】

https://drinx.kirin.co.jp/event/seminar/beerseminar11/

 

 

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