グルメ
ファストフード
2021/8/26 18:15

鳥貴族が社運をかけた「トリキバーガー」はトリッキー…じゃなくて王道激ウマ系でした

クリスピーな衣としっとりの肉のメリハリが絶品

「トリキバーガー」の注文はカウンターで行いますが、注文は店員への口頭でも、端末操作の完全非接触のどちらでもOK。支払い方法も現金、クレカ、一部交通系ICカードと多岐にわたり、現金支払いは自動レジで行えるハイテク仕様となっています。

 

↑1階のオーダーカウンター。テイクアウトの場合、専用のモバイルオーダーシステムを使うこともできます

 

スゴいシステムはオーダー回りだけではありませんでした。厨房にも最新型の調理器具が導入され、チキンフィレなどは個別のフライヤーやスチームコンベクションオーブンで仕上げられているようです。

 

↑内覧会時は研修中のようでしたが、機械もスタッフもフル稼働

 

筆者がオーダーしたのは、代表メニューの「トリキバーガー」と「焼鳥バーガー~てりやき~」。なおメニューの価格には、「鳥貴族」イズムを感じました。というのも、価格設定が均一でわかりやすいのです。

 

↑朝10時半からのデイメニューのバーガー単品は390円均一で、ポテトSとドリンクMのセットは590円均一。税込です

 

味も大満足。「トリキバーガー」はクリスピーな衣としっとりの肉のメリハリが絶品です。むね肉ですがパサパサ感はなく、レモン風味のマヨネーズソースとも好相性。ふっくらしたバンズ、シャキッとしたレタスともいいバランスです。

 

↑「トリキバーガー」単品390円。フィレには黒胡椒がほんのりまぶされています

 

「焼鳥バーガー~てりやき~」は、もも肉の照り焼きにオリジナルのソースとマヨネーズ、玉ねぎの食感がポイント。肉は「トリキバーガー」のフィレより小さめの印象でしたが、やわらかい肉質と甘じょっぱくくどくないソースがマッチして絶品でした。

 

↑「焼鳥バーガー~てりやき~」単品390円。なお、チーズ、トマト、たまごが各+50円で全バーガーにトッピングできます

 

「鳥貴族」イズムは価格だけでなく、おいしさでも継承。チキンや野菜のほか、バンズの小麦やポテトの食材などのサイドメニューも国産にこだわっています。また、コーヒーは環境や生産者との公平な取引などに認証を受けた「レインフォレスト・アライアンス」の豆を採用し、専門店クオリティの品質を提供しています。

 

↑コーヒーなどのドリンクはSサイズ190円均一で、セットのドリンクはMサイズ(単品の場合250円)となります

 

デイメニューは全8種類のバーガーがあり、7時から10時半までのモーニングは6種の朝食メニューに。なおモーニングは一部に米粉を使って蒸し上げた白バンズとなり、ふんわりもっちり食感の低糖質な生地を楽しめます。

 

↑モーニングメニューの「コロッケバーガー」(左)と「ベーコンエッグ」(右)どちらも単品290円で、セットは490円。なお白バンズを使ったサラダチキンのバーガーは、デイメニューでも注文できます(価格は変動)

 

↑「たまごロール」(左)と「あんバターロール」(右)はドリンクS付きで290円という、よりお得な価格設定

 

フライドチキンはないものの、プリンやエッグタルトなどの鶏と親和性が高いスイーツがあるなど、独自性をもった「トリキバーガー」。年に4品程度の新商品投入や入れ替えを予定し、出店計画は3年以内に直営による10~20店舗を目指すとか。

 

↑「トリキプリン」と「エッグタルト」は店内製造にこだわっていて、これらサイドメニューは190円均一

 

大井町駅は23区のなかでも3線が接続するターミナルであり、なおかつ住宅地がある昼夜人口の多い街ということで1号店に選んだとか。そして2号店は都内の駅前や繁華街を中心に検討しているそうです。同店の参入で一層加熱するチキンバーガー。今後の市場動向も見逃せません。

 

【SHOP DATA】

トリキバーガー 大井町店

住所:東京都品川区東大井5-16-9

アクセス:JRほか「大井町駅」東口徒歩2分

営業時間:7:00~21:00
定休日:12月31日、1月1日

 

【フォトギャラリー(画像をタップすると閲覧できます)】

 

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